テレビアニメ・特撮
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テレビアニメ CBCテレビの自社製作テレビアニメ番組第1号は『みかん絵日記』。在名局としては名古屋テレビ放送(メ〜テレ)に続いて2番目である(後にテレビ愛知も参入)。全日枠においては『星のカービィ』終了後は、ドラマ版『美少女戦士セーラームーン』や後述の「ウルトラシリーズ」制作局となった関係もあって自社製作アニメ番組は休止状態にある。 TBSテレビやMBSテレビでは「ポケモンショック」を教訓に導入されたアニメ番組の冒頭で視聴上の注意テロップを一貫して出していないが、CBCテレビでは出している。 CBCテレビ製作・TBSテレビ系全国ネットアニメの中には、つボイノリオが声優として出演している作品もあった。 深夜アニメに関しては、当初からCBCテレビでは完全終夜放送を行っている関係で深夜枠に余裕がない番組編成だったことから、基本的に平日深夜枠で空いていた放送枠に1日あたり1 - 2本程度放送されていた。現在のレギュラー放送は2019年7月期より放送開始されたMBSテレビ制作の全国同時ネット枠(スーパーアニメイズム)のみとなっている。CBCテレビの自社製作深夜アニメの第1号作品は『最終兵器彼女』。以降は『ウィッチブレイド』(TBSテレビ逆ネット第1号作品)、『ロミオ×ジュリエット』(CBCテレビ初のハイビジョン制作深夜アニメ番組かつ深夜アニメ番組初の番組連動データ放送)と新たな取り組みには積極的だった。『琴浦さん』終了後は長らく自社制作のテレビアニメ自体が休止状態となっていたが2021年4月期に『やくならマグカップも』が放送。 系列他局との共同製作も実績があり、過去にMBSテレビや北海道放送・東北放送・中国放送・RKB毎日放送と共同で深夜アニメを製作したこともある。ただし、TBSテレビとの共同製作は深夜アニメでは実績がない(全日帯では過去にMBSテレビも加わった3局共同製作の実績あり)。 TBSテレビ制作(アニメリコ)もしくはMBSテレビ制作(アニメイズム)のJNNネット番組は、2010年代初期までは遅れ幅に大きなばらつきが目立ったが、曜日ごとに深夜アニメ番組形態が集約されたことで最速局と同日ネットでの放送が可能となった。2016年10月期の番組改編よりTBSテレビ制作枠はネット本数が2本から1本に減少し、MBSテレビ制作のアニメイズム枠もB1枠のみのネットとなったため放送本数が合計で4本から2本に減少した。 2018年1月期の番組改編より両枠共にレギュラーネット局から外れ、スーパーアニメイズム枠を除いた深夜アニメの放送本数が0本という事態となることも多い。同年以降の放送は不定期なものに留まっている。 「アニメイズム」およびその前身となるMBSテレビ制作作品や、「アニメリコ」およびその前身となったTBSテレビ制作作品の中には本局ではなく、テレビ愛知で代わりにネットされる作品もごく一部存在する。 UHFアニメ(独立局系アニメ)に関しては1クールあたり1 - 2本を放送していたが、放送枠の関係上他のエリアと比べて放送日が遅れることが多かった。2015年頃よりテレビ朝日系列準キー局であり、腸捻転時代に系列関係にあった朝日放送テレビ製作(2016年7月よりABCアニメーションへ製作移管)番組をネットするケースが多い。 2016年10月期放送の『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』を最後にUHFアニメは長らく放送されていなかったが2021年1月期放送の『オルタンシア・サーガ』で再開された。 2021年12月以降は本放送時点で東海地方では未放送だった作品がCBCテレビで独自に遅れネットで放送されるケースがある。 特撮 土曜朝に全国ネット放映された『美少女戦士セーラームーン』、『ウルトラマンネクサス』以降の「平成ウルトラマンシリーズ」の制作に関わっている。「平成ウルトラマンシリーズ」については、それまでMBSテレビが「土6」枠で手掛けていたのを再びアニメ枠に戻すにあたって、代わりにCBCテレビに白羽の矢が立ったものである。その関係もあって、「ウルトラマンシリーズ」の再放送(TBSテレビ制作の旧作も含む)も深夜帯に行っている。 『ウルトラマンメビウス』終了後は一時休止していたが、2007年10月より『ULTRASEVEN X』で深夜特撮枠かつ1クール限定ながら復活した。
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