テストの流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/25 05:56 UTC 版)
「抜き打ちテスト (めちゃ×2イケてるッ!)」の記事における「テストの流れ」の解説
テストは、毎回以下のような流れで実施される。『岡女。体育祭』と同様に、参加者を騙して招集したり、順位発表の流れがほぼ同じフォーマットになっている。 登校 午前9時の始業を告げるチャイムの音と「…○○なはずの場所に突然鳴り響くチャイムの音」というナレーションが入り、とある教室 にて岡村先生が必要以上にイライラしながら生徒(招集されたメンバー)達を待っている。そこへ、ウソ企画などで招集されたレギュラーメンバーやゲストが1人ずつ入って来る。生徒達は、上記の通りフジテレビのリハーサル室や控室と思い込んでいるため、3回目までは生徒全員が私服姿で手荷物を持ったままの格好、更に女性生徒(ゲストも含む)でさえも「岡女。」を除いてメイク前の素顔での登校であった。「岡女。体育祭」や第4回以降は騙しの内容が凝っていき、私服や素顔での参加ではなくなった。第8回以降は扉が自動ドアになっている。 概ね、最初に登場する者が「委員長」という役割になっており、「委員長席」に着席する。 この時のBGMは毎回『ウィリアム・テル序曲』より第4部「スイス軍隊の行進(終曲)」が使われている(『オレたちひょうきん族』のオープニング曲であり、『スネークマンショー』のオープニングのオマージュでもある)。 朝礼 招集されたメンバー全員が揃ったところで、岡村先生が黒板一杯に大きな字で名前を書きながら自己紹介。次に教員机に座っている佐野アナ(副担任)を紹介し、「佐野先生はこちらの指示があるまで絶対に弄らないで下さい!」との注意事項 を伝える。矢部がテストに参加していない場合はこの後で「私の説明が訳分からなくなった時は、彼(矢部)に聞いて下さい」との紹介が入る。 教室が静まってから、岡村先生は黒板に「期末テスト(中間テスト)」とこれまた大きな字で書き、テスト実施を発表。続けて「この中で『バカ』を決めたいんです!」と理由を発表し、生徒を煽る。さらに参加者から1位やビリの特典について質問されると「別に(芸人としてビリになったことが)美味しいとか、(ビリで)罰ゲームとか、一切ありません。ただ(単に)バカが決まります!!」というコーナーの趣旨を説明する。この時、武田(第3回では矢口、第6-7回では小池と磯野)が先生に抗議した結果チョークを投げつけられた事がある。 自習 その後、メンバーは標準学生服 に着替えて、テスト前の予習(1時間)に臨む。この時間を利用して、その日に集められたメンバーの最終学歴や得意科目・不得意科目などのデータが1人ずつ出席簿風画面とナレーションにより紹介される。この時にも色々なイジりがある。この時のBGMは主にポーランド民謡『クラリネット・ポルカ』であるが『道化師のギャロップ』も使用されている。 受験 回によっては、受験前に生徒の持ち物検査をすることがある。特徴的なキャラクターを持つ生徒のカバンをチェックすると、そのキャラクターどおりの中身(第13回の川栄のカバンから大量の靴下、第15回の本間のカバンから大量ののどぬ〜るスプレーなど)、またはキャラクターに似つかない中身(第11回の清原のカバンからハローキティグッズ)が出てくる。 自習終了後に問題用紙が配布。このシーンでは岡村先生が紙をめくるために必要以上に指を舐めるふりをした後に配布する。テスト開始前には、岡村先生から「カンニング厳禁」「真剣に解答すること。(意図的な)ボケ解答とか面白解答とかそういうのは一切いりません!」という注意がある。また、答案に名前を書き忘れれば0点という厳しいルールがあり、テスト中の模様はダイジェストで試験時間や出題範囲と共に紹介される。 テストは終了後即採点される。1教科100点×5教科=500点満点。 答え合わせ この企画のメインパート。採点後、岡村先生が不機嫌な様子で教室に戻って来て、順位発表前に生徒達の面白解答・珍解答をイジっていくと宣言。受験した科目順に、答え合わせも兼ねて「問題のプレイバック⇒岡村先生が生徒を指名⇒その人の解答を佐野先生が読み上げる⇒岡村先生のツッコミ⇒『試験に出るバカDATA』でテロップフォロー」という形で弄っていく。但し、英語の答案を弄る頃には深夜になるので成績下位者の答案のみが弄られることが多い。 第10回からはテスト実施日と結果発表日を別日にしている(第14回を除き、放送上では触れられない)ため、その間に珍解答を元にしたフリップ・小道具の作成も行われる。 特に理科での絵を描く問題(幼虫・卵から何の成虫になるかを問う問題)で、この世のものとは思えないような奇妙な生物を描くと生徒たちがざわつく。そのとき、通常の学校であれば「ざわざわしない」「静かにしなさい」などと注意するが、ここでは副担任の佐野が逆に「ざわざわして下さい」と逆に盛り上げるように仕向ける。 回によっては、前述のような面白解答を故意にしたと認められる場合や、自慢としか受け取れないような解答は「でしゃばり減点」として、多少の減点がされることがある。 順位発表 順位は上位から順番に発表され、最後に最下位(バカ)が決まる。この時も様々な弄りが入ることがある。発表が進む(=順位が下がる)につれて、「この辺りまでには名前を呼ばれたいね」「まだ名前を呼ばれていない人?」と聞いて手を挙げさせ「いるぞー、この中にバカがいるぞー」と言いながら、まだ順位が発表されていない(=「バカ」の可能性がある)参加者を様々な形で煽る のが定例になっている。勝ち抜け組がヒートアップする一方で、涙目になる者・頭を抱えて机に突っ伏す者・表情が硬直する者など、様々な人間模様が展開される。そして最下位者は、ここで更に(あまりに恐ろしくて弄りきれない)珍解答を弄られ 第3回以降、最後に特製王冠が授与されるようになり、この時は最下位者をフォローする内容のナレーションがある。ただし、第13回は王冠ではなく人形が授与された。
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