チャプチェとは? わかりやすく解説

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チャプチェ

《(朝鮮語)》朝鮮料理の一。タンミョンという太め春雨を、牛肉やタケノコ・タマネギなどの具材とともにごま油いためて甘辛く味付けしたもの。


チャプチェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/12 15:09 UTC 版)

チャプチェ
写真
チャプチェ
各種表記
ハングル 잡채
漢字 雜菜
発音 チャプチェ
日本語読み: そうさい
ローマ字 japchae(2000年式
chapch'ae(MR式
英語表記: japchae
jabchae
chapchae
chap chae
chop chae
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チャプチェ(雑菜)は春雨を炒めた朝鮮料理[1]

概説

柔らかく戻した唐麺(タンミョン)と呼ばれる春雨と、細切りにした牛肉タケノコ、同じく細切りにしたニンジンタマネギホウレンソウ等の野菜、シイタケシメジキクラゲ等のキノコ類をゴマ油で炒め合わせ、醤油食塩砂糖等で甘辛く味を付ける。隠し味としてコチュジャンを入れる場合もある。

器に盛ってゴマを振りかけ、彩りとして糸状に切った唐辛子等を飾って供する。

雜菜と言う漢字表記の通り、元は野菜だけの炒め物であったとされるが、後に春雨を使うことが一般化された。また韓国の春雨はさつまいもでんぷんから作られており、日本で一般的に市販されている春雨に比べるとかなり太い。

日本の韓国料理店では惣菜のような扱いをされており、韓国でも料理の付け合せや韓定食の一皿として出される事が多いが、御祝いの席や多くの客を招く際などに作られる伝統的な前菜で、宴席料理でもある。

又、チャプチェを御飯の上に盛ったものを「チャプチェパプ」(: 잡채밥、雜菜飯)と言い、大衆食堂や中華料理店の定番メニューである。

歴史

チャプチェは17世紀初期の朝鮮時代に誕生した。当時の朝鮮王光海君が王宮で宴会を開いた際に、臣下の一人がこの料理を発案して王に献じた。王は余りの美味さにいたく感激し、この臣下に戸曹判書(ホジョパンソ、今で言う財務長官)の地位を与えたと言う。この時代のチャプチェは切った野菜と茸とタケノコを材料とするものであったが、20世紀になってから中華料理の影響で春雨も使うようになった。

画像

脚注

  1. ^ 簡単チャプチェ”. 中京テレビ. 2023年8月17日閲覧。



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