国立科学博物館
シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:48 UTC 版)
「国立科学博物館」の記事における「シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)」の解説
球体内部の壁全面をスクリーンとした360度全天球型映像シアター。愛・地球博の長久手日本館で公開されていた「地球の部屋」を移設した。2006年12月21日から一般公開。 地球の大きさの約100万分の1である内径12.8メートルの球体内部の壁面全体に映し出される映像を、球体の中心を貫くように渡された橋の上に立って眺める。2009年12月13日までは愛・地球博映像から1本、国立科学博物館オリジナル映像(第1期作品)から1本のあわせて2本が、2か月ごとのローテーションで上映されていた。2009年12月22日からはオリジナル映像に新規映像が追加され、従来のオリジナル映像との組み合わせで上映されることとなった。また、愛・地球博映像については毎週金曜日の19時頃に3本まとめて上映されることとなった。 2019年3月18日、シアターのリニューアルと、イセ食品が命名権を獲得、4年間「イセ食品 THEATR36○」となることが発表された。3月19日、リニューアルオープン。同年7月26日、入場者が600万人を達成。 愛・地球博映像「青の輝き」 「緑のささやき」 「生命(いのち)のきらめき」 国立科学博物館オリジナル映像第1期作品「恐竜の世界-化石から読み解く-」 ナレーター:ピーター・バラカン 「マントルと地球の変動-驚異の地球内部-」 ナレーター:ピーター・バラカン 第2期作品「宇宙137億年の旅-すべては星から生まれた-」(2009年12月22日公開) ナレーター:竹中直人 音楽:川井憲次 『海の食物連鎖-太陽からクロマグロをつなぐエネルギーの流れ-』(2010年3月20日公開) ナレーター:竹中直人 音楽:川井憲次 第3期作品『人類の旅-ホモ・サピエンス(新人)の拡散と創造の歩み-』(2013年3月16日公開) 第4期作品『深海 ―潜水艇が照らす漆黒のフロンティア―』(2019年3月19日公開)ナレーター:窪田等 毎週金曜日(外部機関等からの提供映像を19時から上映)『西之島―あふれ出す地中のエネルギー―』(NHKエンタープライズ制作作品) 『放射線の話』(福島県環境創造センター・コミュタン福島制作作品) 『福島ルネッサンス』(同上) 『海の食物連鎖』は、「映文連アワード2010」(主催 公益社団法人映像文化製作者連盟)において文部科学大臣賞を受賞。
※この「シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)」の解説は、「国立科学博物館」の解説の一部です。
「シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)」を含む「国立科学博物館」の記事については、「国立科学博物館」の概要を参照ください。
- シアター36○のページへのリンク