サルサ (ダンス)
サルサ・ダンス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 10:20 UTC 版)
サルサ・ダンスは60年代後半から70年代前半のニューヨークで、プエルトリコ人やキューバ人の間で流行し始めた。 ダンスとしてのサルサは1クラーベ=8拍の音楽に6ステップを合わせて踊るため、シンコペーションに合わせ1, 5拍目をステップしない(N,Yスタイル-プエルトリコ系)、1拍目からステップを始め4, 8拍目をステップしない(L,A,スタイル-キューバ系)、シンコペーションにあわせ2拍目から始めるが4(8)拍目と次の5(1)拍目をタイでつなぎ、ステップのブランクを作らない(N,Y,クラブon2)等がある。ダンススタイルはそれぞれ少しずつ異なる。 日本では、競技ダンスの項目のひとつと認識されてから長いが、ポップ歌手リッキー・マーティン、マーク・アンソニーなどの人気の高まりとともに、熱心なサルサのインストラクターや中南米の出稼ぎ移民、日系移民を中心に一部のクラブなどでの人気が根付いてきている。 中南米、北米では一般的なラテン移民の庶民のダンスとして溶け込んでいる。米国へのラテン系の移民の中でも、若い世代はサルサのことを「家族で集まるときの余興」とみるような認識が強かったが、一般的な米国社会への浸透とともに、今では多くのラティーナ、ラティーノが社会に進出してきている。もともとラテン系の移民の多いニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では、サルサの学習クラスや、クラブが増えている。
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