サウスピ団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 04:55 UTC 版)
「バトルスピリッツ 少年突破バシン」の記事における「サウスピ団」の解説
正式名称は「サウザンドスピリッツ団」。子供たちの間で噂になっている謎の組織。そのメンバーは(大半多くのカードバトラーたちから)「ナゾオトナ」の異名で呼ばれる。ウチュウチョウテン王がリーダーを務め、幹部クラスのメンバーは「ナンバーズ(ナンバーズエリート)」と呼び、その一員には「No.」のコードネームが付く。そのなかのメンバーに勝利すると「Xレアカード」や「ハイランカーパス」(大会のシード権)を手に入れることができる。メンバーにはそれぞれ輝石の力を持っている。 最終決戦後、大会指揮権をサワラギグループに譲渡し解散した。 ウチュウチョウテン王 / グレート 声 - 志村知幸 主仕様カード:赤属性 所有Xレアカード:激神皇カタストロフドラゴン、蛮騎士ハーキュリー バトスピ界に君臨する伝説的絶対王者でサウスピ団のリーダー。 No.9の反乱の際に輝石を奪われるも、No.9敗北後に取り返し、バシンの前でグレートと名乗る。 その正体はバシンの父でもあるトーハ。正体を現した際は輝石に操られていた。 バシンとの決戦では激神皇カタストロフドラゴンを使用しバシンを追い詰めたが、聖皇ジークフリーデンとマジックのコンボの前に敗北した。 音無奇譚 / No.10 トアル町を参照。 ク条キューサク / No.9 声 - 楠大典 主仕様カード:赤属性 所有Xレアカード:龍皇ジークフリード、暴双龍ディラノス、魔龍帝ジークフリード、巨神機トール、凍獣マン・モール、英雄巨人タイタス ナンバーズエリートの一人で黒いスーツを着ているキザな男。ナンバーズの中心的存在で、スイレンやNo.8を倒すほどの実力を持つ。ただし、輝石の力を使ったキョーカには敗北した(バトルの描写すら無い)。一度ハヤ美をナンパし誘惑しようとしたことがある。 バシンに龍皇ジークフリードを進呈したが、自身も所有している。さらに魔龍帝ジークフリードも所持している。 彼の真の目的はウチュウチョウテン王を裏切り、人類の世界とイセカイ界を繋げて世界の秩序を乱そうと企てる(裏切りの前後で赤いスーツを着ている)。自身の計画のために行動を起こし、独自の戦力としてセビローズを結成。その前後にセブンとマサ子をマスク人間にする。さらにイセカイ界ドームに乗り込んできたエリオット(とキアノ)を魔龍帝ジークフリードで倒して2人をマスク人間にした後、カードセンセ、奇譚もマスク人間にした。 最終決戦ではまずマサ子とタッグを組んでストライカーとスイレンを撃破。さらに敗北したメガネコとキョーカ、同志であるはずのスマイルとセブンも拘束する。ウチュウチョウテン王から輝石を奪い取り、バシンとの最終決戦では巨神機トール、凍獣マン・モール、英雄巨人タイタスを召喚し、さらに魔龍帝ジークフリードも召喚する。「魔龍帝の前にXレアすらも無力」「低級スピリットは使い捨て」とバシンに言い放ったが、聖皇ジークフリーデンの前に敗北。それでもなお抵抗しようとしたが、ウチュウチョウテン王に輝石を奪われる。 敗北後、奇譚の孫弟子にあたることと、ウチュウチョウテン王への嫉妬心から輝石の力に取り付かれ反乱を企てたことが明かされる。奇譚から叱責を受けた後、バシンとウチュウチョウテン王のバトルを見守った。最終決戦後は以前の黒いスーツに戻っており、エリオットが創設したバトスピ学校の教頭となる。 輝石の力から解放された後は、かなり長い期間の記憶を失っており、それまでとは別人のような誠実な性格になっていた。 イノ頭マサコ / No.8 声 - 根谷美智子 主仕様カード:緑属性・紫属性 所有Xレアカード:キングタウロス大公(後にストライカーに進呈)、暴双龍ディラノス(後にバシンに進呈)、魔界七将デストロード、魔界七将パンデミウム ナンバーズエリートの紅一点でサングラスをかけた褐色肌の女性。ロングヘアーで髪の色は黄緑。かなりの方向音痴なうえに歌音痴。 バシンをフルネームで呼び、本人からは当初「ハイランカーパスのうっかりお姉さん」と呼ばれていたが、後に「No.8のお姉さん」と呼ばれている。ストライカーにXレアのキングタウロス大公、バシンに暴双竜ディラノスを進呈する。 実はカードセンセこと、No.5とは恋人同士であり、彼からは「マーチン」というあだ名で呼ばれている。No.5がサウスピ団を脱退して以来彼とは対立するが、気にかける。かつて彼とデートをしたときに、彼から黄属性のマジックカード「エンジェルボイス」をプレゼントとしてもらい受け、今でも自分のデッキに組み込んで大事にしている。 No.5の失踪後、本人自身はその気はないがNo.9からバシンの監視を命じられ、トアル中学校の音楽教師として赴任。バシンとスマイルの担任となる。のちにメガネコの推挙によりバトスピ部の顧問となる。バシンたちとともにいるうちに打ち解けあってゆく。バシンたちからは「マサコ先生」と呼び、慕われる。夏のチャンピオンシップ大会団体戦でバシンたちの味方をした結果、No.9から監視役失格の拇印を押され、監視任務を解かれてしまう。やがてNo.9との野望を阻止するために一旦日本を離れ、帰国したNo.5の説得により彼と和解し、バシンたちにすべてを打ち明ける。罵倒されるのを覚悟をするが、バシンはそれでも仲間だと受け入れてくれた。 No.5との和解後は1人で旅をしていたが捕らえられてしまい、マスク人間にされる。しかしJとスピードスターに助けられ、バシンのバトルを見守った。 渡辺ナナ男 / No.7 トアル中学校を参照。 川戸キョーヂ / No.5 トアル町を参照。 スマイル / No.4 声 - 三戸耕三 主仕様カード:黄属性 所有Xレアカード:大天使ミカファール、大天使ヴァリエル 大会のガンスリンガーにおいてJと同率の勝率を誇った謎のカードバトラー。左目を隠す独特の髪が特徴。「ケケケ」が口癖。年齢はバシンより1つ上。ガンスリンガーにおいて圧倒的な強さを誇ることから「ガンスリンガーの魔物」と恐れられる。 その正体はNo.5(カードセンセ)の元教え子であり、ナンバーズエリートの一員。アメリカで活躍していたカードバトラーで、彼とバトルしたカードバトラーは笑えなくなると言われている。幼い時から気が弱く優しい性格だったが、組織での厳しい特訓を経て冷酷な性格へと変貌。それ以来愛情という甘さを全否定している。そしてNo.5の前から立ち去り、その後アメリカで死んだとメンバーの間で扱われていた。 密かにJに近づき、サウスピ団のメンバーに勧誘する。その目的はJの力を利用して組んでウチュウチョウテン王を倒すことであり、Jをバシンたちから仲間割れさせ引き離し、うまく口説かせた結果Jは承諾し、自分と同じ道を歩ませる。 29話からはバシンと同じクラスとなり、部活はバトスピ部に所属することになるが、ユーレイ部員。 Jがサウスピ団を退団した後もサウスピ団に残りNo.9の計画にも加担する。また、No.9以外のナンバーズエリートでは唯一マスク人間ではない。最終決戦ではNo.9のやり方に異を唱えてセブンのマスクを外してバシンとJのタッグに挑み、大天使ヴァリエルの効果を使って追い詰めるも、聖皇ジークフリーデンの前に敗北。No.9によって拘束されるがJとスピードスターに助けられ、バシンのバトルを見守った。 キアノ・S・澤ラギ / No.3 サワラギグループを参照。 マイケル・エリオット / No.2 声 - 茶風林 主仕様カード:白属性・紫属性 所有Xレアカード:凍獣マン・モール、魔界七将パンデミウム ナンバーズエリートのメンバーで禿頭のアメリカ人男性。エキセントリックなファッションが特徴。後にキアノと共謀してトナリ中学校を買収する。 京都でのバトスピ大会ではストライカーと対峙し敗北。彼にNo.8の正体について教えた。その後キアノがサウスピ団を退団するのと同時にサウスピ団を退団した。 No.9がサウスピ団を裏切った際にはエリオットと共にNo.9の元へ向かい彼とバトルするも敗北。No.9に捕らえられマスク人間にされる。しかしJとスピードスターに助けられ、バシンのバトルを見守った。最終決戦後はJ・キューサクと共にアメリカへと旅立った。 バトスピのゲームデザイン原案を担当したマイケル・エリオット本人がモデル。 マッチョ 声 - 三宅健太 サウスピ団のメンバーでゴーグルをつけている巨漢の男。バシンとは何度か遭遇しているが存在すら忘れられている。 アマデ・ウス 声 - 四反田マイケル サウスピ団のメンバーでラッパーのような喋り方をする男。ラップのノリでバシンのような音感の悪い人間以外は操ることができる。バトスピでは自分のスピリットを「駒」と割り切っており、そのような考えはバシンからは否定されている。 ショーロウ和尚 声 - 長嶝高士 主仕様カード:緑属性 所有Xレアカード:蛮騎士ハーキュリー バシン達が合宿で訪れた「ショーロウ寺」の和尚。虚無僧姿で正体を隠しストライカーとバトルした後、複数枚所有していた蛮騎士ハーキュリーの内の一枚を彼に進呈した。 奇譚とは旧知の仲であり、No.5やNo.8もかつて彼の指導を受けた。
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