まつしまとは? わかりやすく解説

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まつしま【松島】

読み方:まつしま

宮城県中部松島湾一帯景勝地海食により奇観呈する大小260余の島があり、が茂る。日本三景の一。大高森(おおたかもり)・富山(とみやま)・扇谷(おうぎがやつ)山・多聞山(たもんざん)からの眺望がすぐれ、松島四大観称される瑞巌寺・五大堂塩竈(しおがま)神社・観瀾(かんらん)亭などがある。[歌枕

「—や雄島の磯にあさりせし海人(あま)の袖こそかくは濡れしか」〈後拾遺・恋四〉

松島の画像
松島の五大堂
松島の画像
松島のようす

松島

名称: 松島
ふりがな まつしま
種別 特別名勝
種別2:
都道府県 宮城県
市区町村 塩竈市宮城郡七ヶ浜町利府町松島町東松島市
管理団体 宮城県(昭3・531)
指定年月日 1923.03.07(大正12.03.07)
指定基準 名8,名11
特別指定年月日 昭和27.11.22
追加指定年月日
解説文: 数百島嶼一湾ノ内ニ碁散シ崖上ノ松樹水面ニ映シテ風致ヲ添フ嚴島天橋立ト共ニ日本三景トシテ人口膾炙島嶼ニハ其ノ形状同一ナルモノナリ石柱アリ洞門アリ島嶼周囲ハ概ネ絶壁ヲ成シ往々波浪ノ爲ニ刳ラレタルカ如キ状ヲ呈シ地層井然トシテハレ青松島嶼成長スルモノ姿態千差萬別ニシテ共ニ景趣ヲ加フルコトカラス啻ニ第三紀層島嶼ヲ代表スルモノトシテ重視スヘキノミナラス一湾内多数島嶼散布シ何レモ特異形状ヲ呈スルハ比類ヲ見サルナリ
第3紀層の凝灰岩から成る大小200余の島が各々を載いて一湾の中に散在する
古来日本三景の一として謳われて来た多島風景として特異な景観である。
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特別名勝:  慈照寺  旧浜離宮庭園  本願寺大書院庭園  松島  栗林公園  毛越寺庭園  法金剛院青女滝

松嶌

読み方
松嶌まつしま

東北本線優等列車沿革

(まつしま から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 15:37 UTC 版)

東北本線優等列車沿革(とうほくほんせんゆうとうれっしゃえんかく)では、東北本線常磐線を運行していた特急列車急行列車などのうち、青函連絡船あるいは津軽海峡線を介して本州北海道輸送に資していた東京 - 青森 - 北海道間輸送列車、東京対東北都市間輸送に資していた東京 - 東北都市間輸送列車の沿革を記載する。


注釈

  1. ^ 上野発の1番列車は、23時間25分で青森駅に到着した。(『青森駅ものがたり 鉄道100年記念』の28~29頁から。これに「上野(1891年8月31日)17:45発、青森(9月1日)17:10着」と記載がある。)
  2. ^ 201・202列車は戦前の東北本線・常磐線を代表する列車となり、さらに1935年10月からは1934年12月のダイヤ改正で東北・北海道の各線から廃止された1等寝台車の代用として2等寝台車の一角に「特別室」と呼ばれる1等寝台車に準じた設備を持つマロネ37480→マロネ38形を連結したが、ダイヤ改正で同列車に連結されていた洋食堂車は東北本線経由103・104列車および奥羽本線経由405・406列車と同じ和食堂車に変更され、東京以北から洋食堂車の連結列車が消滅した。
  3. ^ 2等寝台車・和食堂車も連結、急行列車並みの停車駅で急行料金不要の速達列車として運転された。
  4. ^ 1958年(昭和33年)の特急「はつかり」登場までの18年間破られない所要時間記録であった。
  5. ^ 東京発着もしくは経由して東北方面行き旅客列車の運行は、この時が初めてである。
  6. ^ 仙台以北は不定期の2103・2104列車。
  7. ^ 台風の影響で実際の運行開始は10日からとなった。
  8. ^ 1957年10月1日のダイヤ改正で「あさかぜ」用食堂車のオシ17形への置換えによる余剰車。
  9. ^ 博多 - 吉塚 - 香椎 - 酒殿 - 志免 - 吉塚 - 博多で方向転換に1時間16分を要した。
  10. ^ 当初は一方向き固定クロスシートを回転式クロスシートへ改造して「かもめ」へ戻す予定であった。
  11. ^ 1列車(下り「はつかり」)牽引のC62は尾久から別途回送。
  12. ^ 1966年春以降DD51に置換え。
  13. ^ 「北斗」の愛称は函館 - 旭川間昼行特急列車に転用。詳細こちらを参照。
  14. ^ C62が牽引する最後の特急列車として鉄道撮影家から人気を集め、後年に興る「SLブーム」のはしりとなった。
  15. ^ 1967年10月以降は水戸 - 盛岡ED75・盛岡 - 青森DD51重連に変更。
  16. ^ キハ81系の転用改造日程の都合によりダイヤ改正に先立ち9月9日から「はつかり」に投入。
  17. ^ 昼行は「三陸」時代に引き続いて支線区直通列車を併結。
  18. ^ 上野 - 青森間運行列車の愛称としては一旦消滅するが、1970年(昭和45年)9月まで、上野 - 原ノ町 - 陸中花輪 - 弘前間等を運行する列車に転用。
  19. ^ 14系客車初の特急運用。
  20. ^ 「あけぼの」と共通運用。
  21. ^ a b 青森運転所所属の485系は当初は青森発着の「いなほ」や一部の「やまびこ」の青森への季節延長(季節列車としての設定がない時は回送列車扱い)で青森運転所への出入庫を行い、「やまびこ」・「ひばり」に運用していた。
  22. ^ 『東北線に「変な特急」』 - 東奥日報昭和50年3月8日付け朝刊11面記事より
  23. ^ 車掌補が廃止され、寝台のセット解体が外部に委託されたため。
  24. ^ 当時の上野駅発着の定期急行列車に使用された車両は昼夜問わず普通車が「4人掛け固定クロスシート」の車両ばかりだったので季節列車=準定期列車に該当する本列車への「2人掛け簡易リクライニングシート」を装備する特急用14系客車投入は衝撃的であった
  25. ^ これにより「十和田」2号(下り・上り)は北海道の「狩勝」下り4号・上り3号、山陰の「だいせん」下り2号・上り3号と共に寝台車の比重が高い全車全席指定の編成となり、市販の時刻表でも「寝台列車」という表記がされるようになった。後に20系使用の「十和田」(1978年10月以降は下り3号・上り4号)は下り3号は盛岡まで普通車は全車指定席で、下り3号の盛岡以北と上り4号の普通車は全車自由席で運転された。
  26. ^ 事例として「はつかり1号」が30分程度所要時間が延伸。
  27. ^ ただし、車両運用・故障・検査時には在来型客車が投入されたケースがある。
  28. ^ 1989年平成元年)から定期列車に昇格。
  29. ^ 1・4号は八戸- 青森間、3号は一ノ関 - 青森間、2号は一ノ関 - 青森間と宇都宮 - 上野間でそれぞれ立席特急券乗車が実施された。
  30. ^ 1968年10月1日ダイヤ改正以来26年ぶりにブルートレインとして復活となった。また、同時期に廃止した「あさかぜ1・4号」から転用した1人用個室A寝台「シングルデラックス(DX)」を連結。同時に一ノ関・水沢・北上・花巻が通過となるとともに、立席特急券利用区間を下り・上りとも八戸 - 青森間に短縮。
  31. ^ 最終運転日である11月30日の「はくつる」は上下共に「さよならはくつる」に列車名を変更して運転。下りは翌12月1日いわて銀河鉄道線青い森鉄道線に転換されたため、一戸・二戸・三戸通過で運転された。
  32. ^ 青森県内の東北本線は青い森鉄道に移管。
  33. ^ 1号車(上野側)イラストマーク、6号車(青森側)文字マーク。
  34. ^ 車両落成の関係で実施は同年12月から。
  35. ^ 臨時列車は気動車列車が残存。
  36. ^ 表定速度は89.7km/hで、1978年まで在来線最速を誇った。
  37. ^ 共通運用となる奥羽本線特急「やまばと」での板谷峠通過対策上MT比2:1ならびに磐越西線特急「あいづ」でのホーム有効長の制約による。
  38. ^ 「みやぎの」はこれ以降臨時列車で運行されたことが数回ある。
  39. ^ 西那須野・黒磯・須賀川・本宮・二本松・岩沼・水沢・花巻が対象。
  40. ^ 下りは同日夜の上野 - 仙台間急行「新星」で運行。
  41. ^ 以後の経緯詳細は陸羽東線#過去の優等列車参照。
  42. ^ 一ノ関まで直通の準急「むろね」を併結。
  43. ^ 以前より安積永盛・須賀川・矢吹に停車していた。
  44. ^ 以後の経緯詳細は八幡平 (列車)参照。

出典

  1. ^ a b 名列車図鑑【第111回】「十和田」”. ホビコム(デアゴスティーニ・ジャパン) (2022年3月1日). 2023年3月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月6日閲覧。
  2. ^ 『特急北斗&JR北海道の特急列車』 24-25,56頁。
  3. ^ 『特急北斗&JR北海道の特急列車』 27頁。
  4. ^ 『特急北斗&JR北海道の特急列車』 28頁。
  5. ^ “さよなら夜行急行「八甲田」”. 岩手日報 (岩手日報社): p.17 (1993年12月2日 朝刊)
  6. ^ a b c d 外山勝彦「鉄道記録帳2002年11月」『RAIL FAN』第50巻第2号、鉄道友の会、2003年2月1日、20頁。 
  7. ^ a b 『JR気動車客車編成表 02年版』 185頁
  8. ^ 『JR気動車客車編成表 02年版』 186頁


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