板谷峠とは? わかりやすく解説

いたや‐とうげ〔‐たうげ〕【板谷峠】

読み方:いたやとうげ

山形県南部吾妻山北麓の峠。標高755メートル米沢藩参勤交代路として利用された。直下奥羽本線トンネルが通る。


板谷峠

作者島村利正

収載図書島村利正全集 第3巻(19751978)
出版社未知谷
刊行年月2001.11

収載図書山形県文学全集 第1期(小説編) 第5巻
出版社郷土出版社
刊行年月2004.11


板谷峠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/18 04:03 UTC 版)

板谷峠(いたやとうげ)は、山形県南部の吾妻山北麓にある、奥羽山脈を越える山形県・福島県境近くののことである。標高は755 mで、米沢藩参勤交代路としても使われていた。


  1. ^ 現行の経路に近い板谷第1線(一部区間をアプト式、勾配は最大66.7‰)と東福島駅付近から西に分岐して峠に向かう板谷第2線(アプト式を使用せず勾配は33.0‰とした)、飯坂温泉のほうへ北上、迂回して米沢に向かう茂庭線(勾配は33.0‰)が比較され、最終的には板谷第1線の経路を元に勾配を第2線と同じ33.0‰に抑えたものとなった。
  2. ^ 『鉄道路線変せん史探訪』pp.276 - 278
  3. ^ 板谷峠で運用されていた気動車は、「つばさ」を除き、低出力の部類に入るDMH17系エンジンの車両が主力であった。このため、板谷峠での通過速度は時には20km/hを切る自転車並の超低速運転となることがあるなど、所要時間面でも著しく不利であった。しかしそう言った状態であったにもかかわらず、板谷峠区間どころか東北地方へのキハ65形の導入については、現場より投入の要望があったものの、計画はおろか構想の議題にすら上がらず、導入は見送られた。
  4. ^ 近代化産業遺産群・続33 (PDF)
  5. ^ 山形新幹線#新トンネル整備構想を参照。
  6. ^ 連合軍専用列車の時代―占領下の鉄道史探索 光人社 河原 匡喜(著) P232
  7. ^ 国鉄・JR 悲運の車両たち JTBキャンブックス 寺本 光照 (著)P27
  8. ^ 地図閲覧サービス:天元台内
  9. ^ 城下町ふらり歴史探訪 五十騎・御守・組外の石碑


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