三省堂 大辞林 |
なおし なほ― 【▽猶し/▽尚し】
(副)
〔「し」は強意の助詞〕
(1)それでもやはり。
「橘は花にも実にも見つれどもいや時じくに―見が欲し/万葉 4112」
(2)ますます。いっそう。
「懐の内を放つそら―悲(かなしみ)の心たへがたし/今昔 9」
(3)あたかも。まるで。多く「なおし…の如し」の形で用いられる。
「侍(さぶらい)の言葉は綸言にも同じ。―汗の如しとて/義経記 8」
〔「し」は強意の助詞〕
(1)それでもやはり。
「橘は花にも実にも見つれどもいや時じくに―見が欲し/万葉 4112」
(2)ますます。いっそう。
「懐の内を放つそら―悲(かなしみ)の心たへがたし/今昔 9」
(3)あたかも。まるで。多く「なおし…の如し」の形で用いられる。
「侍(さぶらい)の言葉は綸言にも同じ。―汗の如しとて/義経記 8」
なおし なほし 3 2 【直し】
(1)直すこと。修繕すること。修理。
「まだ―がきく」「―に出す」
(2)直して正しくすること。訂正。
「―の多い作文」
(3)「直し味醂(みりん)」の略。
(4)「直し酒」の略。
(5)器物などの修繕を業とする者。
「―よとよべば錠まへはらをたち/柳多留 16」
(6)江戸時代遊郭で、客が時間を延長して遊ぶこと。
「新川の出番で―になりやした/咄本・無事志有意」
「まだ―がきく」「―に出す」
(2)直して正しくすること。訂正。
「―の多い作文」
(3)「直し味醂(みりん)」の略。
(4)「直し酒」の略。
(5)器物などの修繕を業とする者。
「―よとよべば錠まへはらをたち/柳多留 16」
(6)江戸時代遊郭で、客が時間を延長して遊ぶこと。
「新川の出番で―になりやした/咄本・無事志有意」
なおし なほし 【〈直衣〉】
⇒のうし(直衣)
なお・し なほし 【直し】
(形ク)
〔「なお(直)」の形容詞形〕
(1)まっすぐである。ゆがんでいない。
「いと―・き木をなむおしをりためる/枕草子 35」
(2)整っている。乱れていない。
「えせ者の家の荒畠といふものの、土うるはしうも―・からぬ/枕草子 144」
(3)普通である。
「目も鼻も―・し/源氏(総角)」
(4)公明正大である。正しい。
「世の静かならぬことは、かならずまつりごとの―・く、ゆがめるにも侍らず/源氏(薄雲)」
〔「なお(直)」の形容詞形〕
(1)まっすぐである。ゆがんでいない。
「いと―・き木をなむおしをりためる/枕草子 35」
(2)整っている。乱れていない。
「えせ者の家の荒畠といふものの、土うるはしうも―・からぬ/枕草子 144」
(3)普通である。
「目も鼻も―・し/源氏(総角)」
(4)公明正大である。正しい。
「世の静かならぬことは、かならずまつりごとの―・く、ゆがめるにも侍らず/源氏(薄雲)」
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