『もあぐれっしぶ』より登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 00:33 UTC 版)
「たまゆら (アニメ)」の記事における「『もあぐれっしぶ』より登場」の解説
下上山 むつこ(しもかみやま むつこ) 声 - 西村ちなみ 楓の作った写真部の顧問で竹原南高校の新任教師。教師としては楓の一年生の時の担任である堂郷の後輩。 写真に関してはあまり詳しくないものの、写真部の活動には情熱的。堂郷と一緒に写真部の目標として撮影した写真を卒業アルバムに使用することと、何かの写真コンテストで入賞させることを掲げた。 情熱的であり行動的であるが、初めて会った楓とお辞儀で挨拶しようとして頭をぶつけたり、写真部で応募しようとしたコンテストの締切日を間違えたりするなどおっちょこちょいな一面も見せる。 ともちゃん 声 - 東山奈央 横須賀の高校に通うちひろの友人。本名は不明。『hitotose』では「ともちゃん」という名前とちひろと一緒に浴衣を着た姿の一部のみ登場していた。 『もあぐれっしぶ』第1話にて電話越しで楓たちと初めて会話をし、この時横須賀側の描写が映った際に初めて容姿が登場した。 電話で初めて楓と会話をした際に質問ばかりを繰り返し、ちひろに「ともちゃんは質問魔だから」と言われている。性格は明るいが、『もあぐれっしぶ』第7話で楓たちが汐入に遊びに行き、初めて対面した時は自分から声をかけることができず、人見知りな一面を見せた。しかし、その後はすぐ楓たちとも親しくなれ、気の許せた相手と会話をしている際に、何かの拍子でスイッチが入ると度々質問魔の状態になった。なお、ちひろからよく楓たちの話を聞いているため、かおる、のりえ、麻音のこともすぐにわかっていた。 ちひろとは高校一年生の時、ちひろが作ったオリジナルキャラクターを「かわいい」と言ったことがあり、それをきっかけにたまたま雑貨屋で二人が一緒になった際にちひろから声をかけられ、そこから一気に親しい仲になっている。 ちひろと同じくぬいぐるみやキャラクター好き。二人で楓をイメージして作った新キャラ「ぽてにょん」のイラストを担当した。 はるみ 声 - 矢作紗友里 旅行会社に勤めていた楓の父親・和馬の職場での後輩。苗字は台詞より「かわい」である事がわかるが、本編中およびクレジットにも表記されていない。 楓が珠恵のお腹の中にいた頃の新入社員で、自他ともに認める元気娘。瀬戸内の旅行を企画するために竹原に訪れ、初めて楓と対面。若い人の考えを取り入れるために楓と現場へ出向くことを提案し、写真撮影を依頼したりほと3人で出かける。 和馬と仕事を共にしていた当初は、綿密な計画を立て現場に出向いていたものの、和馬が風任せに計画を無視して、その都度行き先を変えてしまうことに立腹し、一度和馬に反発したことがある。しかし、和馬のことをよく知るようになってから、思い付きで行った場所で楽しいことを見つける和馬の姿勢に感銘し、以降は和馬を尊敬していた。 和馬に仕事を沢山教わろうと思うが、楓が宿ってすぐ「生まれてくる娘との時間を大切にしたい」という理由から、和馬が出張の少ない職場への異動願いを出して異動してしまったため、それができなくなってしまったことに、楓のことをちょっとだけ恨んだと言っている。 その後、楓の誕生を祝う事もできず、和馬は他界してしまい、今回の旅でやっと楓本人に誕生を祝うことができた。 暁夫(あきお) 声 - 目黒光祐 民宿のB&Bを経営するオーナー。元々旅行好きであったが、何時の時からか自分が旅行するのではなく、旅行者を迎える事が好きになり、民宿を開業することを夢見ていた所、生前の和馬と船の中で出会い、B&Bについて教えてもらい開業した。しかし、自身が入院したため、開業が遅れてしまい、和馬がこの民宿に訪れることはできなかった。 夕子(ゆうこ) 声 - 松岡洋子 民宿のB&Bを経営する女将さん。暁夫の妻。 夏目 望(なつめ のぞむ) 声 - 緑川光 楓の父親である和馬とマエストロの高校時代の同級生で友人。高校時代3人の中で最初にカメラを始め、16歳で賞を受賞したことがあり、その影響で和馬が写真を始めている。マエストロのことを「日の丸」、「日の丸の奴」と呼んでいる。 20年海外に赴任しており、楓たちが高校二年生の際の憧憬の路の日に竹原にやってきた。高慢な態度で口が悪いが、和馬は生前、珠恵に夏目の口の悪さは「照れ隠し」であると述べていた。 楓と初めて会った時に楓の写真を見て「父親と同様、撮影技法を駆使していない、つまらない写真」などと酷評し、かなえたちに反発される。実は高校時代、和馬から写真に対する意気込みを聞かされた時も同じことを述べており、現在はそのことを悔やんでいる。楓にそのことを伝え、マエストロと和馬を偲んだ後、楓が生まれた時に和馬から送られたハガキを列車の中で眺めながら、竹原の街を去っていった。 高校時代は和馬とマエストロの3人で遊び尽くし、ちもの両親が切り盛りしていた「ほぼろ」にも出入りしていた。また、卒業写真第4部では楓に自分が使わなくなったカメラである「Nikon D610」をプレゼントしている。 シンガー 声 - micco(marble) 大崎下島にて、歴史が見える丘公園でアカペラを歌っていた所をかなえが出会った女性。男女二人組で活動しているが、劇中での正式な活動名・ユニット名は共に不明。かつて麻音が幼少の頃におとめ座で歌声を聞いて憧れていた人物本人であり、『もあぐれっしぶ』では再びその歌声をおとめ座で聞いたことで麻音は涙した。
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