Bodhi Linux
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Bodhi Linux(ボーディ[2]リナックス)は、Ubuntuを母体とし、Mokshaウィンドウマネージャを用いる軽量Linuxディストリビューションである[3]。その名称はそれぞれサンスクリット語の「Bodhi」や「Moksha」即ち「菩提」や「解脱」に由来し、「悟り=Enlightenment」に通じるという。ディストリビューションの思想として、最小限の基本的な環境を提供するというものがあり、これはユーザー自身が好むソフトウェアの組合せのみを利用することを可能にする。それゆえ、初期状態では多くのLinuxユーザーにとって基本的なソフトウェアのみを含んでおり、これにはファイルマネージャ(PCManFM)、ウェブブラウザ(Midori)や端末エミュレータ(Terminology)が含まれる。また、Bodhiは、開発者が不必要と考えたソフトウェアや機能を含んでいない。使用環境において他のソフトウェアを利用するのを簡単にするため、Bodhi Linuxの開発者たちは、apturlを通じてワンクリックでインストール(導入)することができる軽量なソフトウェアのオンラインデータベースを維持している。
- ^ Introducing Bodhi Linux 7.0: A Landmark Release | Bodhi Linux
- ^ “派手な見た目の「Bodhi Linux」、カスタマイズを楽しもう”. 日経. 2022年11月20日閲覧。
- ^ Jeff Hoogland. “Introducing Moksha Desktop”. Moksha Development Team. 2015年7月30日閲覧。
- ^ Joey Sneddon. “Bodhi Linux may just be your favorite new lightweight distro”. OMG! Ubuntu!. 2011年5月6日閲覧。
- ^ Jeff Hoogland. “Introducing Moksha Desktop”. Moksha Development Team. 2015年8月2日閲覧。
- ^ Jack Wallen. “Bodhi Linux: Interview with Jeff Hoogland”. Techrepublic. 2011年5月12日閲覧。
- ^ Jeff Hoogland. “Dropping Official Support for ARM Devices”. Bodhi Linux Forums. 2013年11月23日閲覧。
- 1 Bodhi Linuxとは
- 2 Bodhi Linuxの概要
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