5,6,7,8-テトラヒドロキノキサリン 5,6,7,8-テトラヒドロキノキサリンの概要

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5,6,7,8-テトラヒドロキノキサリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 20:20 UTC 版)

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5,6,7,8-テトラヒドロキノキサリン
5,6,7,8-Tetrahydroquinoxaline[1]
識別情報
CAS登録番号 34413-35-9
特性
化学式 C8H10N2
モル質量 134.18 g mol−1
外観 無色ないし薄い黄色の液体[1]、純品は結晶[2]
匂い チーズ様ナッツ香[2]
融点

29-30℃

沸点

85 °C, 358 K, 185 °F

危険性
引火点 90℃
半数致死量 LD50 806mg/kg(ラット経口)
関連する物質
関連物質 ピラジン
キノキサリン
5,6,7,8-テトラヒドロキノリン
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

用途

天然にはパンココアコーヒーなどに存在し、ヘーゼルナッツピーナッツ、ゴマなどを焙煎することにより生じる[3]。欧米では食品香料として広く使われ、アメリカ合衆国ではキャンディや清涼飲料に5ppmシリアルやシーズニングスパイスゼラチンプリンスープ類に2.00ppmなどの使用例がある。日本では2010年5月28日に食品衛生法施行規則が改正され、使用が認められた[4]

安全性

遺伝毒性は陰性である[3]引火点は90℃で、日本の消防法では危険物第4類第3石油類(非水溶性)に区分される[1]

参考文献

  • 印藤元一『合成香料 化学と商品知識』化学工業日報社、2005年、724頁。ISBN 4-87326-460-X



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