美保神社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/20 10:23 UTC 版)
祭事
青柴垣(あおふしがき)神事・諸手船(もろたぶね)神事は国譲り神話に因むものである。12月の諸手船神事は、大国主神が国譲りの是非を相談するため息子の言代主神に使者を送ったという故事を再現、4月の青柴垣神事は、国譲りを決めた言代主神が船を青柴垣に変えてその中に身を隠すが、再び神として甦る様子を再現している[3]。1年間鶏肉鶏卵を避け、毎日海で身を清めた2人の当屋が前日から断食し、青柴垣を飾った2隻の船に乗り、港内を一周後、美保神社に参拝、奉幣する[4]。
- 1月1日 -- 歳旦祭
- 1月7日 -- 初ゑびす祭
- 1月中旬--爆竹式(とんどさん)
- 2月節分 -- 節分祭
- 4月7日 -- 例大祭(青柴垣神事):例大祭が午前に、青柴垣神事は午後に行なわれる。
- 4月13日 -- 漁幸祭
- 5月5日 -- 神迎神事
- 8月7日 -- 虫探神事
- 9月中旬 -- 浦安の舞(中学生の少女が正装で舞う。)
- 12月3日 -- 新嘗祭・諸手船神事
波剪御幣(なみきりごへい)と月次御幣(つきなみごへい)
- 波剪御幣
- 青柴垣神事で奉られる。
- 月次御幣
- 毎月7日の月次祭の折に供えられる。
交通
松江駅2番のりばから一畑バス美保関ターミナル行きに乗車(所要時間約40分)。美保関ターミナル終点より美保関コミュニティバス美保関行きに乗り換えて美保関終点下車(所要時間約30分)。美保神社入口バス停から徒歩約1分。
初詣シーズンやゴールデンウィーク、夏から初冬の土曜日・日曜日・祝日と12月3日には、日ノ丸バスにより米子空港・境港駅との直行バス「えびすライナー」が運行される[5]。
公民館の横に駐車場(無料:十数台分のスペース)と公衆便所があり、神社までは徒歩1分。
脚注
美保神社と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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