熊本市動植物園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 04:30 UTC 版)
概要
植物園や遊園地を併設する憩いの場となっている。
1969年(昭和44年)、水前寺成趣園の東側の一角の約9,900㎡に「熊本動物園」として開園した[1]。
その後、1969年(昭和44年)、「水辺動物園」の構想のもとで江津湖の湖畔に位置する現在地に移転した[1]。園内南門より水前寺江津湖公園に抜けることができる。現在地に移転後の熊本市動物園として単独施設時代から別称「水辺(すいへん)動物園[2]」とも呼ばれている。
1986年に開催された『緑と水の祭典第4回全国都市緑化くまもとフェア「グリーンピック'86」』において熊本動物園は「アニマル広場」としてパビリオンとなった[1]。その後、同フェアの期間中に「植物ゾーン」として利用されていた跡地を植物園として加えて、1991年(平成3年)に「熊本市動植物園」という名称に変更された[1]。
2007年(平成19年)から隣接する江津湖の水辺環境も活かした再編整備計画が策定され、第1期として2008年(平成20年)に「サルたちの森」、2009年(平成21年)に「モンキーアイランド」、第2期として2011年(平成23年)に「チンパンジー愛ランド」、第3期として2013年(平成25年)に「ペンギン・カピバラ・サル山エリア」が整備された[1]。
施設情報
動植物園共通
- 住所:熊本県熊本市東区健軍5丁目14番2号
- 開園時間:9:00 - 17:00(入園は16:30まで)
- 休園日
- 月曜日(祝日または第4月曜日の場合は開園し、次の平日が休園)
- 年末年始(12月30日 - 1月1日)
- 入場料
- 大人・高校生:500円
- 小・中学生:100円
- 乳幼児:無料
- 団体(30名以上)の場合は2割引
遊園地施設
利用料金は大半の施設で1回200円だが、例外施設もあり。
植物施設
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- 植物施設には日本庭園や樹木見本園などがあり、四季折々の花が楽しめる。
- 植物施設正面の「花の休憩所」には大温室や洋らん室などを備え、熱帯・亜熱帯植物を展示しているため、一年を通じて花と緑に触れ合える。
- 「緑の相談所」を開設し、花と緑に関する相談や指導も行っている。
交通アクセス
公共交通機関
路面電車
路線バス
- 九州産交バス・熊本バス・熊本都市バス
- 動植物園入口バス停から約800m(動物ゾーン側入口)
- 熊本バス・熊本都市バス
- 動植物園西口バス停から約200m(植物ゾーン側入口)
- 画図橋バス停から約200m(植物ゾーン側入口)
- 九州産交バス
- 動植物園前バス停から約300m(動物ゾーン側入口)
自家用車
- 九州自動車道益城熊本空港インターチェンジより5㎞。
駐車場
- 料金
- 平日:無料
- 土・日・祝日:有料
- 軽・普通・中型自動車 1台1回につき200円
- 大型自動車(定員30名以上) 1台1回につき1,000円
- 収容台数:普通車1,225台、バス58台
- ^ a b c d e “熊本市動植物園遊具等更新事業(遊具、カフェ・レストラン等)について”. 熊本市資産マネジメント課動植物園. 2024年5月26日閲覧。
- ^ 熊本市のあゆみ 歴史年表(大化~昭和55年) - 子ども部屋(くまもと市キッズページ)
- ^ 1971年の憲法記念日に生まれたため、名付けられた。
- ^ [1] 熊本日日新聞・くまにちコム・2011年8月17日閲覧[リンク切れ]
- ^ 2000年に多摩動物公園で生まれ、2003年12月に来園。
- ^ 日本平動物園のアムールトラで2020年に死亡した「ナナ」の娘。[2]
- ^ アムールトラがやってきた!!
- ^ クロジャガーのチャペの献花台
- ^ “液状化、被害深刻 再開少なくとも1年以上 熊本市動植物園”. 西日本新聞. (2016年5月9日) 2016年5月9日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “熊本市動植物園が部分開園 地震後10カ月ぶり”. 熊本日日新聞. (2017年2月25日) 2017年3月6日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “ライオン赤ちゃん3頭の名前決まる 熊本市動植物園”. 西日本新聞. (2020年7月21日)
- ^ “ウンピョウのイーナ死ぬ 熊本市動植物園”. 西日本新聞. (2019年5月23日)
- ^ コジロウ死亡のお知らせ
- ^ 【報道資料】長い間、ありがとう オタリアのマイが死亡しました
- ^ 【報道資料】今までありがとう ウンピョウのジュールが死亡しました
- ^ レオ、ココ元気でね 熊本市動植物園の子ライオン、大分へ
- ^ 「ワンピースのチョッパー像、地震で獣舎が被災した市動植物園にお目見え…手に聴診器」2020年11月09日 読売新聞(2020年11月09日閲覧)
- ^ “国内で2頭だけ、マサイキリンの雌を無償譲渡…繁殖のために「嫁入り」 : 社会 : ニュース”. 読売新聞オンライン (2021年12月10日). 2021年12月10日閲覧。
- ^ シセンレッサーパンダが来園しました。
- ^ レッサーパンダの出産と今後の展示について
- ^ 赤ちゃんレッサーパンダ、名前は「杏香」です! 熊本市動植物園 性別「雌」と判明
- ^ 熊本大学から提供したデバネズミ、熊本市動植物園で一般公開
- ^ ユキヒョウのスピカが亡くなりました
- ^ 竹田 斎(ひとし)『動物大移動ものがたり』熊本日日新聞社、2008年11月。ISBN 978-4-877553265。
固有名詞の分類
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