梅村聡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/28 04:35 UTC 版)
政策・主張
外交・安全保障
- 安倍政権の外交政策については「どちらかと言えば評価する」と回答[21]。
- 憲法改正については「どちらかといえば賛成」と回答。改憲が必要とする部分は「自衛隊の保持・集団的自衛権の保持・憲法裁判所の設置」としている[21]。
- 憲法解釈の見直しによる集団的自衛権の行使容認について、2013年のアンケートでは反対と回答していた[22]が、2017年のアンケートでは安全保障関連法案の成立について「評価する」と回答した[23]。
- 村山談話・河野談話の見直しに反対[22]。
経済
社会
- 2017年の朝日新聞によるアンケートにおいて、選択的夫婦別姓制度導入について、どちらかと言えば反対、としていた[23]が、2019年のアンケートでは、「どちらとも言えない」としている[21]。
- 女性天皇・女系天皇に反対[21]。
- 同性婚を法律で認めることに反対[21]。
- 民主党時代の2011年には、維新が推し進める大阪都構想について、「経済立て直しに府と大阪市という二つのエンジンを使うべきだ」として反対する姿勢を示していた[24]。
人物
- 1歳半の時、台所で味噌汁をかぶって上半身に大火傷を負い、救急病院に運ばれて処置を受けた[25]。小学校に入る頃に親からその話を聞き、野口英世の伝記を読んでいたこともあって、野口の境遇を自身に重ねたことが、医師を志した一番の大きな理由である[25]。また、幼少期に小児ぜんそくを患い、幼稚園の時は1年の内の3分の1程を欠席して病院の世話になっていたことも、医師を志した理由であった[25]。
- 蘭学者の関寛斎は梅村の母方の5代前の祖先にあたる[25]。梅村は『蘭学医・関寛斎―平成に学ぶ医の魂』を著しているが、上記のできごともあわせて、「僕は小さいころから医者になるというモチベーションが周りに散りばめられていた」と語っている[25]。
- 阪大医学部の同期・同級生に産婦人科医の宋美玄がいる[26]。
- 趣味は水泳、登山、マラソン[1]。大学時代は水泳部に在籍していた。
- ホノルルマラソンを3時間59分35秒で完走[1]。
- 家族は妻と長女、長男[25]。
- 現在は大阪府池田市に在住[1]。
政治資金
- 日本維新の会は党規約で企業・団体献金の党や党支部の受け取りを禁止しているが、2023年夏の党内調査では梅村が政治団体を通じ、日本医師連盟から受け取っていたことが判明。これを受け党は同年10月の常任役員会で、後援会などの関係団体を含め、献金受け取りの全面禁止を党規約に明記する方針を決めた[27]。
- ^ a b c d e f g h i j k l m プロフィール(梅村聡 公式サイト)
- ^ “民主・梅村前参院議員が日医総研へ - 9月末に離党届”. 医療介護CBニュース. (2013年9月11日) 2013年4月1日閲覧。
- ^ “梅村さとし ホームページ”. 2016年1月25日閲覧。
- ^ “おおさか維新、参院選比例区に元民主・梅村聡氏を擁立へ”. 朝日新聞. (2016年1月25日). オリジナルの2016年1月26日時点におけるアーカイブ。
- ^ 日本放送協会. “比例代表 おおさか維新の会 -参院選- NHK”. www.nhk.or.jp. 2023年5月5日閲覧。
- ^ “日本維新の会 次期衆院選支部長を新たに7人内定”. 神戸新聞. (2016年12月10日)
- ^ “維新が選挙区支部長発表 兵庫は3人三木氏7区に”. 神戸新聞. (2016年12月13日)
- ^ “維新が40人を1次公認 衆院選小選挙区”. 朝日新聞社. (2017年9月30日) 2017年10月1日閲覧。
- ^ 『日本維新の会第48回衆議院総選挙第一次公認候補予定者一覧』(プレスリリース)日本維新の会、2017年9月30日 。2017年10月1日閲覧。
- ^ “維新解散にらみ「決別宣言」、公明との協力解消…馬場代表「有権者の期待応える」”. 読売新聞. (2023年6月26日) 2023年7月17日閲覧。
- ^ “「維新・公明」対決早くも熱気 「プラチナチケット」争奪戦”. 毎日新聞. (2023年7月16日) 2023年7月17日閲覧。
- ^ “維新候補者選定の「予備選」、説明会に10陣営が出席…衆院大阪4選挙区”. 読売新聞. (2023年7月11日) 2023年7月17日閲覧。
- ^ “維新、大阪5区に梅村参院議員:時事ドットコム”. 時事ドットコム. 2023年8月31日閲覧。
- ^ 梅村聡の目 ② 政・官の仕事は、民を支えることにある。|ニュース|ロハス・メディカル
- ^ 「医師法20条で約60年ぶりに解釈通知へ」医療介護CBニュース CBネット [出典無効]
- ^ 「医師法第20条ただし書の適切な運用について(通知)」医政医発0831第1号 平成24年8月31日
- ^ 参議院会議録情報 第180回国会 予算委員会 第3号
- ^ 「産経新聞」
- ^ 「産経新聞」
- ^ a b 参議院会議録情報 第183回国会 予算委員会 第4号
- ^ a b c d e f “朝日・東大谷口研究室共同調査”. 朝日新聞 (2019年). 2019年7月8日閲覧。
- ^ a b “2013 参院選 民主党 選挙区 大阪 梅村聡”. 毎日新聞. (2013年7月4日) 2022年11月16日閲覧。
- ^ a b c 2017年衆院選、候補者アンケート(朝日・東大谷口研究室共同調査)
- ^ “橋下知事、大阪都構想巡り各党府組織幹部と論戦”. 読売新聞. (2011年1月10日). オリジナルの2011年1月12日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e f “【第1回】 慢性期医療リレーインタビュー 梅村聡氏”. 日慢協BLOG (2012年). 2022年8月27日閲覧。
- ^ 宋美玄オフィシャルブログ「11年目の同窓会」より(2011-07-06閲覧)
- ^ “維新、「無駄削減」イメージの維持に苦心…万博・会場建設費の膨張や議員報酬巡るルール違反”. 読売新聞. (2023年10月30日) 2023年10月30日閲覧。
- ^ “買収約束容疑、事務所職員ら逮捕 お維新元参院議員陣営”. 朝日新聞. (2016年7月14日)
固有名詞の分類
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