松本和 エピソード

松本和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 20:50 UTC 版)

エピソード

  • 紀脩一郎は関東大震災直後に、たまたま加わった自警団で偶然松本と出会い、一緒に夜警に出るなどして一晩共に過ごしている[7]
  • 川田順は住友回想記の中で、松本について「彼は立派な紳士で、賄賂を取るような人間でないことを世間の一部では確信していた。彼が日本の工業の進歩に与かって功績の大なることは、いうまでもない。住友伸銅所も、松本の恩恵に浴した会社の一つであった。」とし、さらに住友総理事を務めた湯川寛吉が松本の不遇に同情し、二人の娘の婚礼費の補いにと私費で金一封を送っていたことを明かしている。この時松本への取り次ぎを頼まれたのが湯川の部下であった大屋敦で、彼の発案で松本と同じ旧幕臣の沢鑑之丞に委託し受納させている[8]

栄典・授章・授賞

位階
勲章等

  1. ^ a b c d e 松本和』 - コトバンク
  2. ^ 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、253頁。
  3. ^ a b 田中宏巳『人物叢書 秋山真之 新装版』215-216頁。
  4. ^ 海軍歴史保存会編『日本海軍史 第9巻 将官履歴 上』411-412頁。
  5. ^ a b 官報 1914年6月1日 六頁
  6. ^ 官報 1914年7月2日 五四頁
  7. ^ 紀脩一郎『史話・軍艦余録』220-231頁
  8. ^ 川田順『住友回想記』「貧乏の賜物」
  9. ^ 『官報』第183号「叙任」1884年2月12日。
  10. ^ 『官報』第2541号「叙任及辞令」1891年12月17日
  11. ^ 『官報』第4402号「叙任及辞令」1898年3月9日。
  12. ^ 『官報』第4906号「叙任及辞令」1899年11月7日。
  13. ^ 『官報』第6423号「敍任及辞令」1904年11月26日。
  14. ^ 『官報』第7949号「敍任及辞令」1909年12月21日。
  15. ^ 『官報』第427号「叙任及辞令」1913年12月29日。
  16. ^ 『官報』第3693号「叙任及辞令」1895年10月19日。
  17. ^ 『官報』第4323号「叙任及辞令」1897年11月27日。
  18. ^ 『官報』第6573号「叙任及辞令」1905年5月31日。
  19. ^ 『官報』7005号・付録「叙任及辞令」1906年11月2日。
  20. ^ 『官報』第7775号「叙任及辞令」1909年5月28日。


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