日立製作所 事業部門

日立製作所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/01 14:01 UTC 版)

事業部門

デジタルシステム&サービス(日立ヴァンタラ)、グリーンエナジー&モビリティ、コネクティブインダストリーズの事業体制をとる。かつては、IT、エネルギー、インダストリー、モビリティ、ライフ、オートモティブシステム、金属、その他の8の部門から構成されていた。 関連項目:日立グループCategory:日立グループ

ITセグメント

「お客様との協創による社会イノベーション事業への貢献」を事業方針として、システムインテグレーション、情報処理機器および通信機器などの開発(製造からは撤退[54])を行う。

情報機器は、IBM互換の大型汎用機(ハードはIBMが提供)、PCサーバ・Unixサーバや擬似ベクトル型[注釈 3]スーパーコンピュータ(IBMと協業のSRシリーズ)、産業用パソコン、ディスクアレイ装置を手がける。特に、IoTと連携するデータインフラストラクチャー需要に対応し、ストレージとハイブリッドクラウドコンピューティング関連事業を強化している。オフィス用パソコンは、HP社よりOEM提供のフローラシリーズが2017年に生産中止となった。

通信機器は、富士通NEC沖電気工業とともに、いわゆる電電ファミリーの一角として、グループ企業を含めNTTグループ交換機などの通信機器を納入しているが、沖電気と共に中堅の地位にある。金融機関向けのATM製造は、合弁で2004年10月に日立オムロンターミナルソリューションズを設立し分社化されたが、オムロンの全株式を取得し、現社名は日立チャネルソリューションズである。

日立ソリューションズ日立システムズは、システムインテグレーターとして、情報システムの開発やアウトソーシングの受託を行う。3万2,140名の従業員を抱える。関連企業に日立国際電気など。

エネルギーセグメント

発電機変圧器や電力設備を製造するほか、国内における3つの原子炉製造メーカーの一つであり、GEから技術導入した沸騰水型原子炉東芝と共に東京電力を始めとする電力各社に納入している。重電および交通関係者の間では「紳士(または殿様)の三菱重工」「商人(または侍)の東芝」に対して「野武士の日立」として、それぞれ企業としてビジネスにおける意欲や積極性などの社風を物語るもので、日立が最も積極的な事を表す[注釈 4]。原子力発電についてはGEとの事業統合(日立GEニュークリア・エナジーを設立)を行っている。

蒸気タービン大型ボイラーは、三菱重工業との合弁会社であった三菱日立パワーシステムズ(現在は三菱重工業の完全子会社の三菱パワー)に、その後三菱重工業に移管された。

2012年に富士重工業(現SUBARU)から風力発電機事業を買収し、主に陸上に設置する出力2000kWと、洋上向けの5000kWの2種類の風力発電機を開発・生産しているが、すでに新規の受注活動を停止しており、契約済みの製品の生産が終わり次第、埠頭工場(茨城県日立市)での風力発電機の生産を止める見通しで、風力発電機の生産から撤退することになった。今後は子会社が提携する独メーカーの風力発電機の販売と、保守や運転支援などのサービス事業に軸足を移す[55]

2020年7月、スイスの大手電機メーカーABBのパワーグリッド部門を買収し日立ABBパワーグリッド(現・日立エナジー)を設立。 買収金額は68億5000万米ドル(約7400億円)[56]。 ABBのパワーグリッド事業が世界首位の規模であったことから、この買収により、日立の送配電事業は世界首位の規模となっている。

インダストリーセグメント

主な製品・サービスとして産業・流通ソリューション、水ソリューションを扱う。子会社の日立インダストリアルプロダクツにて、産業用機器を扱っている。

モビリティセグメント

ビルシステムおよび鉄道システムを扱う。

ビルシステム

グローバルナンバーワンを目指して建設されたG1TOWER

昇降機(エレベーターエスカレーター:関連会社の日立ビルシステムを扱う。2014年に開発部署と海外市場を除き全面移管)2010年には茨城県ひたちなか市に世界一の高さ213.5メートルのエレベータ研究塔「G1TOWER」を建設した。エレベーターの国内シェアは2位。なお、海外市場が日立本体に残されたため、日立本体も日本エレベーター協会の会員である。

鉄道システム

鉄道車両や、これに搭載される電気機器、送電設備、座席予約・発券システム、信号・中央指令などの運行管理システムまで、鉄道に関わるもの全てを作ることができる世界で唯一の会社とされる[要出典]山口県下松市笠戸事業所では鉄道車両の生産を行い、特に新幹線車両については、国鉄からJR化後にかけて、E3系を除く全ての営業車両の受注製造実績を持つ。かつては水戸工場でも電気機関車生産していたが撤退しており、現在では電気機器の生産のみを行っている。

国鉄時代から導入し、JR全社で使用している座席予約・発券システム「マルス(MARS)」は日立製作所の製品である。

英国に本部があり、日立製作所グループの鉄道車両組み立て工場である、ダラム州ニュートン・エイクリフ工場がある。

1978年に山口百恵が国鉄キャンペーンソング『いい日旅立ち』をリリースする際、国鉄の券売機システムを使用していた日本旅行とともに、国鉄の車両を製造していた日立製作所がスポンサーになった。タイトルは両社の社名にちなみ、「いい日旅立ち」「いいち」と社名を忍ばせている[57][58][59]

ライフセグメント

半導体製造装置、医療機器などのヘルスケア事業、家電などの生活・エコシステム事業を扱う。

半導体製造装置

子会社の日立ハイテクがグループの半導体製造装置事業を担う。

ヘルスケア

2016年に製造部門以外を本体が継承した旧日立ヘルスケア・マニュファクチャリングは、渋谷レントゲン製作所、大阪レントゲン製作所などの買収を通じて成長した総合メーカーで、キヤノンメディカルシステムズ島津製作所と競合する。日製産業が改称した日立ハイテクは、販売・営業を扱う商社として機能しているだけでなく、自身も電子部品・半導体の製造装置を製造している。

生活・エコシステム

冷蔵庫、洗濯機などの白物家電や空調システム製品、LED照明、住宅用太陽光発電システムなどの環境ビジネス製品を扱う。

2019年4月1日に冷蔵庫洗濯機などの家電製品白物家電)の製造・販売を手掛ける日立アプライアンス美容系家電やシェーバーなどの販売を手掛ける日立コンシューマ・マーケティングが合併し、日立グローバルライフソリューションズが発足した。2020年12月16日には、日立グローバルライフソリューションズの海外事業の株式60%をトルコのアルチェリクに譲渡することで合意。2021年春に日立グローバルライフソリューションズとアルチェリクの合弁会社を設立する予定[60]

なお、日立コンシューマ・マーケティングが取り扱っていたWoooブランドのテレビの国内販売は2018年10月をもって終了し、地域家電店日立チェーンストールではソニーの薄型テレビ「BRAVIA」が販売されている[61]

ルームエアコンなどの空調機器は日立ジョンソンコントロールズ空調にて生産されている。

2016年3月期現在、売上高に占める比率は6%、1万1997名の従業員を抱える。

オートモティブシステムセグメント

自動車部品

オートモーティブシステム分野では、歴史的な経緯(日産コンツェルン)において日産自動車と関係が深く、日産系の有力部品メーカーであるユニシアジェックスを子会社化した後、同社のオートモーティブグループへ統合したり(現在は同グループ傘下のJECSとして再分社化)、従来から日立グループの企業であったトキコを、オートモーティブグループへ統合するなど、日産と組んで系列自動車部品メーカーの子会社化や事業統合を進めている。

同社の自動車用電子制御技術は実績があり、スカイラインGT-R4WDシステム(ATTESA E-TS)やアウディクワトロシステム、マーチティーダマツダ・デミオなどのe-4WDシステムなども、同社の製品である。

日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワ、日信工業が経営統合し日立Astemoとなった。日立は株式の40%を保有。

売上高に占める比率は9%、3万594名の従業員を抱える。

その他

コンサルティング事業

コンサルティング事業の集約を行い、日立コンサルティングを設立した。日立グループ以外でも、IBMPwCC買収(日本ではIBMビジネスコンサルティングサービス設立)、NECアビームコンサルティング富士通富士通総研など、電機メーカーがコンサルティング事業を集約する動きが活発化している。

アビームコンサルティング、アクセンチュアに続いて日本国内3番目にSAP認定コンサルタントの資格保有者数が多い。[62]

中央研究所

日立製作所中央研究所は、東京都国分寺市東恋ヶ窪に所在する。1942年(昭和17年)4月[63]小平浪平により創立。茨城県日立市の日立製作所では工業に直結した研究を行ってきたが、未来を見据えた基礎研究を行う研究所として新設された[63]。用地の選定には苦労があったが、都心に近くかつ閑静な場所として国分寺が選ばれ、当時はまだ人家もまばらであった武蔵野の森の中に中央研究所が開所した[63]

日本国内に3箇所ある日立製作所の研究所では最大規模で[64]、約900人の研究者が幅広い分野の研究を行っている[64]2019年4月11日には、中央研究所内に新たな研究施設「協創の森」を開設し、国際会議場「日立馬場記念ホール」も設置[64]産官学連携などを通して外部に開かれた場所とする方針を示した[64]

1970年代には厳密に評価を数値化したため研究業績が落ちた。そのため現在では研究開発テーマの評価手法としてポートフォリオ・メソッドを使っている。[要出典]

情報、エレクトロニクス、ライフサイエンスの3分野が柱である。主な業績としては、初の国産大型計算機「HITAC 5020」(1964年)、世界初の個体撮像素子(1978年)、64キロビットDRAM(1980年)、電子線ホログラフィー技術、スーパーコンピュータ「HITAC S-810」(1982年)、超伝導トランジスタ(1986年)、DNA高速解析技術(神原秀記ら、1993年)、垂直磁気記録方式(2000年)、指静脈認証技術(2000年 - )などの開発である。

日立製作所におけるモーター事業

日立鉱山で使う電動機(電動モーター)の修理事業が同社の源流となったためか、モーター事業は同業の東芝三菱電機と肩を並べるブランドの一つとなっていた。そのため、同社の異名として「モートル(モーター)の日立」とも呼ばれ、多くの技術者や電器店に浸透していた。

モーターは現在、日立インダストリアルプロダクツ日立産機システムなどの子会社が生産している。

撤退・縮小した事業

金融サービス

日立キャピタル日立保険サービスを通じて、自社製品を利用したリース事業や、住宅ローン、自動車ローン、クレジットカード事業を営んでいた。売上高に占める比率は3%、4685名の従業員を抱えていた。2016年10月に、三菱UFJフィナンシャル・グループが株式の23.1%を、三菱UFJリースが株式の4.20%(いずれも議決権所有割合)を、それぞれ日立製作所から取得した。これにより日立製作所の子会社ではなくなり、同社及び三菱UFJフィナンシャル・グループの持分法適用関連会社となった。

物流サービス

日立物流は、システム物流・国際物流の両分野において業績を伸ばしていた。海外の販売子会社は営業拠点を拡大しており、日立グループの売上高に占める海外部門の比率は毎年増加していた。売上高に占める比率は9%、3万4700名の従業員を抱えていた。2016年3月、SGホールディングス及び佐川急便と資本業務提携契約を締結。5月に親会社であった日立製作所がSGホールディングスに株式を譲渡し、両社の持分法適用関連会社となった。

コンポーネント・デバイスなど

2012年3月期まで、ハードディスクドライブ(HDD)、液晶ディスプレイ、情報記録媒体、電池などの事業をコンポーネント・デバイスとして区分していたが、HDD事業・液晶ディスプレイ事業の売却により、2012年4月から当区分は廃止された。

IBMのHDD事業を買収した「日立グローバルストレージテクノロジーズ」は全世界的に高いシェアを有していたが、発足当初は営業赤字が続き、再建が急務となっていた。その後業績は持ち直したものの、2012年3月、同社をWestern Digitalに売却。社名もHGSTに変更された。

液晶ディスプレイ事業は液晶テレビ向けの大型液晶から撤退し、日立ディスプレイズにより携帯電話やアミューズメントを中心とする中小型液晶に特化して製造を続けていた。しかし2012年4月、ソニー東芝と中小型ディスプレイ事業を経営統合。産業革新機構が大株主となるジャパンディスプレイの傘下に入った(2013年4月に旧日立ディスプレイズはジャパンディスプレイに合併)。

プラズマディスプレイ事業については、富士通と共同出資した富士通日立プラズマディスプレイに移管しソニー三洋電機へもパネルを供給していた。2005年2月、プラズマディスプレイの開発面において松下電器(現:パナソニック)と提携することを発表した。部品関連の共同開発や原材料の共同調達、並びに特許管理会社を松下と合弁で設立する計画であった。同社は2008年4月1日付で「日立プラズマディスプレイ」に商号変更してプラズマディスプレイパネルを生産していたが、2009年度からはプラズマパネルの生産から撤退し、日立は回路の生産とテレビセットの組み立てのみを行っていた。

半導体

かつては半導体メーカーとしても知られて、一時はDRAM・組み込みプロセッサの世界最大手メーカーでもあった。21世紀に入ると、半導体メモリの事業は日本電気との合弁であるエルピーダ(現マイクロンメモリジャパン)に、システムLSIの事業は三菱電機との合弁であるルネサステクノロジに移管した。なお、ルネサステクノロジは2005年の売上高では全世界7位に位置し、2010年にNECエレクトロニクスと合併したことでルネサスエレクトロニクスとなった。

パワー半導体の事業はグループ会社の日立パワーデバイスが行っている。

デジタルメディア・民生機器

2014年4月1日より生活・エコシステムに変更され当区分は廃止された。当区分に含まれていた日立エルジーデータストレージ、日立コンシューマエレクトロニクス、日立メディアエレクトロニクスは「その他(物流・サービス他)」に区分された。

2014年3月まで子会社であった日立マクセル(現在:マクセル)は、カセットテープMDDVD-Rなどの磁気ディスク光ディスク記録媒体も手がけ、自社ブランドのみならずOEM販売も行っていたが、現在では光ディスクの自社生産からの撤退と生産委託をし「maxell」ブランドで販売のみ行っている。

携帯電話DDIセルラーグループにHP-401、IDOにD317(DDIセルラーの「HD-40H」と同等)を供給して以来、KDDI沖縄セルラー電話auブランドのみに供給していた。開発・設計についてはカシオ計算機と合弁会社カシオ日立モバイルコミュニケーションズ(後にNECモバイルコミュニケーションズへの改称を経て親会社のNEC本体へ吸収された)を設立し、事業を移管した。統合後のソフトウェアの設計はカシオ製品を継承したが、製造・販売は日立製作所で行われていた(2009年夏モデルの「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(HIY01)より日立コンシューマエレクトロニクスが製造・販売していたが、2010年夏モデルの「beskey」(HIY02)を以って完全撤退)。なお、国際電気(現在:日立国際電気)はNTTドコモ向けに供給したことがある。PHSNTTパーソナルアステルグループに供給していた。

建設機械

日立建機の約51%を保有する株式26%分について、伊藤忠商事日本産業パートナーズが共同出資するHCJIホールディングスに売却した。連結子会社から外れて持分法適用関連会社となる[48]

金属

日立金属(現・プロテリアル)を2023年に売却。


注釈

  1. ^ 創業の地であり、主力工場を抱える茨城県日立市などで、行政機関の日立市や他の日立グループ各社などと区別するため、そう呼ばれている。
  2. ^ 他にコングロマリットとしてはゼネラル・エレクトリックシーメンスなどが分類されている。
  3. ^ スカラ型プロセッサを組み合わせてベクトル計算機を模擬するシステム。
  4. ^ 本線用ディーゼル機関車実用化でも同様の指摘があり、日立が主として開発に携わったDD51形が初期トラブルを克服しながら安定した機関車として定着したのに対し、三菱が製造したDD54形西ドイツのメーカーとのライセンス技術という点もあり結果として失敗に終わった。
  5. ^ 前年に白黒テレビを発売して家電製品に参入しており、関西での知名度を上げるという狙いがあった。
  6. ^ 「亀の子マーク」とも。
  7. ^ 各社のホームページのファビコンや社名ロゴマーク、製品カタログ・マニュアルの裏表紙、家電製品の梱包箱、社員の名刺などにおいて、主に社名の表記に付随する形で「(日立マーク)株式会社 日立製作所」「(日立マーク)日立○○株式会社」「(日立マーク)株式会社 日立○○」と記載している
  8. ^ 2022年現在は「日立チェーンストール」の一部や「日立 世界・ふしぎ発見!」のロゴの「日立」部分にて使用されている。
  9. ^ 「ビートウォッシュ」広告は大野・二宮のものを引き続き放送。
  10. ^ 「ビッグドラム」のみ。
  11. ^ 広告は大野・二宮のものを引き続き放送。
  12. ^ フジテレビでの日立の提供はVS嵐以来。
  13. ^ 放送開始当初は日立製作所の一社提供番組で「日立ファミリースコープ」と副題が付いていた(朝日新聞 1961年10月4日付の一面広告参照)。ちなみに1961年10月11日放送の第1話「最後の犯人(ホシ)を追え」の劇中では日立から科学捜査機材の開発の報告を電話で受けるシーンがあった。1963年頃から日産自動車が提供に加わり、2社提供となった。1965年頃に日立と日産、日本石油(現在:ENEOS)の3社提供となるが、1966年頃から1974年までは再び日立と日産の2社提供に復した。1974年に日産、ライオン油脂(現在:ライオン)、ライオン歯磨(現在:ライオン)となり、日立はこの時点でスポンサーから撤退した。
  14. ^ 1981年春の改編から1980年代半ばまで提供。
  15. ^ 1980年代以来に土曜グランド劇場時代以来の提供復帰。
  16. ^ 2時間スペシャルで放送する場合の19時台は前半枠の大塚製薬と2社提供で行った。
  17. ^ この番組名は日立の登録商標である。その名残から番組のロゴに「元祖・ぴったしカン・カン」(小島一慶司会時代)、あるいは登録商標マークのⓇをつけたこと(吉田照美司会時代)があった。その後のリメーク版では日立がスポンサーに入っていないのと、日立からの使用許可が出ていないため「カン・カンぴったし」(1995年特番)にしたり、「ぴったんこカン・カン」(2003年 - 2021年)と改めたりしている。
  18. ^ それまで提供していた日産自動車から引き継いだ。かつては同業の松下電器が提供した事もある。
  19. ^ 1970年代後半に月曜9時枠の提供した事がありました。1989年秋の改編でフィリップモリスから引き継いだ。後任はサントリー
  20. ^ 2006年4月からホンダから引き継いだ。
  21. ^ 東北関東周辺に点在するグループ拠点の大規模な被災や東京電力福島第一原発事故(事故原因となった一号機から四号機は日立が製造に関わっている。)が理由。
  22. ^ パナソニック東芝なども同様のCMを放送。
  23. ^ なお2012年度以降は消費財の需要バランスが震災前からほぼ回復の傾向にあり、富士通ゼネラルなどごく一部の企業を除く家電業界内においてこの共通スローガンが廃止される。
  24. ^ 当時TOKIO在籍時に出演。

出典

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