新潟市水族館 マリンピア日本海
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/12 02:47 UTC 版)
沿革
- 1967年(昭和42年)10月22日 - 新潟市関屋にて、新潟市立新潟水族館として開館。
- 1990年(平成2年)7月27日 - 現在地にて移転開館。施設名称を新潟市水族館に改称、愛称「マリンピア日本海」命名。
- 2010年(平成22年)6月18日 - 消毒薬の誤使用により、展示生物が大量死する事故が発生。
- 2012年(平成24年)7月16日 - 新潟市北区太夫浜で産卵されたアカウミガメの卵の一部23個を保護。
- 2012年(平成24年)9月1日 - リニューアルのため、休館。
- 2013年(平成25年)7月15日 - リニューアルオープン。
- 2013年(平成25年)7月25日 - 2012年に保護したアカウミガメの卵のうち、孵化した6匹を信濃川河口沖に放流[8]。
- 2014年(平成26年)1月20日 - ノドグロの稚魚を一般公開[9]。
- 2020年(令和2年) - 開館30周年[10]。
交通
公共交通
- 新潟駅万代口バスターミナルから、下記路線バスを利用。
自家用車
敷地内駐車場:640台収容(駐車料は無料)
- 北陸自動車道・新潟西ICから国道8号(新潟バイパス)女池IC・女池線・千歳大橋経由で約25分
- 磐越自動車道・新潟中央ICから女池線・千歳大橋経由で約25分
- 日本海東北自動車道・新潟亀田ICから国道49号(亀田バイパス)・国道7号(栗ノ木バイパス・明石通・東大通・柾谷小路)経由で約25分
- 国道7号(新潟バイパス)竹尾ICから赤道・みなとトンネル経由で約25分
その他
- 前述の通り、当館とアクアマリンふくしまは友好館として交流活動を深めており、トラブルが発生した際の相互補完も行われている。
- 2010年6月18日、飼育員が日本海大水槽を消毒する際、通常魚類の水槽には使用しない次亜塩素酸ナトリウム製剤を誤使用したのが原因で、38種7,000匹の展示生物が死ぬ事故が発生した。この大量死事故では、開館直後から飼育していたつがいのエイに加え、施設改修のためアクアマリンふくしまから預託されていたイワシ5,000匹も死んだ。だが翌6月19日、アクアマリンからマイワシ1,471匹とアカカマスと340匹が急遽寄贈されたのを受け、マリンピアは仮展示で営業を再開し、全面復旧までの間は入館料を無料とする特別措置を実施した[11]。
- 2011年3月11日の東日本大震災では、アクアマリンふくしまが津波により被災し、多くの展示生物が死滅した。生き残った生物はマリンピアをはじめ全国8箇所の水族館に避難預託された。また震災直後からアクアマリンのWebサーバーが使用不能となったため、マリンピアのWebサイトにスペースを設け、被害状況について随時情報提供を行った。
- 2012年9月から2013年6月まで行われた改修工事の間、展示生物はアクアマリンふくしまと新潟県内の他の水族館へ預託された。
- 2019年から2022年にかけて4年連続でカマイルカの繁殖に成功。
- ^ 新潟市水族館条例
- ^ 指定管理者が管理運営している施設(中央区)
- ^ 『20年のあゆみ』新潟市立新潟水族館。
- ^ “マリンピア日本海 リニューアルに向け9月1日から長期休館 - 市報にいがた”. 新潟市 (2012年8月19日). 2012年8月22日閲覧。
- ^ “リニューアル工事(~2013/7/14)による休館について”. 2013年7月12日閲覧。
- ^ 『マリンピア日本海10年のあゆみ』新潟市水族館マリンピア日本海、2002年、13頁。
- ^ 『マリンピア日本海10年のあゆみ』新潟市水族館マリンピア日本海、2002年、67頁。
- ^ 朝日新聞デジタル:ウミガメ10匹、信濃川河口沖に放流 新潟の2水族館 - 新潟 - 地域
- ^ 時事ドットコム:ノドグロの稚魚、世界初公開=新潟市
- ^ 30周年 企画展示 「マリンピア日本海30年のあゆみ」 - マリンピア日本海(2020年10月26日閲覧)
- ^ 新潟にさらに魚1800匹 薬剤ミスで全滅受け提供(河北新報 2010年6月22日)
固有名詞の分類
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