慶源郡 慶源郡の概要

慶源郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:12 UTC 版)

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慶源郡
位置
各種表記
チョソングル: 경원군
漢字:
片仮名転写: キョンウォングン
ローマ字転写 (MR): Kyŏngwŏn-gun
統計
行政
国:  朝鮮民主主義人民共和国
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地理

咸鏡北道の北東部に位置し、豆満江に面している。

郡人民委員会が所在するセビョル邑は、郡の北寄りにある。北に穏城郡、西南に会寧市、東南に慶興郡と隣接し、豆満江の対岸は中華人民共和国吉林省琿春市で、セビョル邑に近い柳多島で橋が架かっている。

歴史

高句麗渤海国を経て女真族の居住地であり、高麗朝鮮王朝との間に争奪が繰り広げられ、15世紀前半に朝鮮王朝の支配下に入った。

年表

この節の出典[2]

  • 高麗時代 - 孔州と称された。
  • 1398年 - 慶源府が置かれた。
  • 1428年 - 慶源郡となる。
  • 1895年 - 鏡城府慶源郡となる(二十三府制)。
  • 1896年 - 咸鏡北道慶源郡となる。一部(訓戎面)が穏城郡に編入。
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、咸鏡北道慶源郡に以下の面が成立。(6面)
    • 慶源面・安農面・東原面・龍徳面・阿山面・有徳面
  • 1947年11月 - 有徳面が慶興郡に編入。(5面)
  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡北道慶源郡龍徳面・安農面・東原面・慶源面および阿山面の一部、穏城郡訓戎面の一部地域をもって、慶源郡を設置。慶源郡に以下の邑・里が成立。(1邑21里)
    • 慶源邑・金洞里・安農里・安原里・古城里・峯雲里・甑山里・中栄里・下面里・沙水里・城内里・洞林里・龍北里・新乾里・龍峴里・龍南里・龍新里・承良里・魯貫里・良洞里・金華里・龍門里
  • 1953年12月 (1邑1労働者区21里)
    • 沙水里・金華里の各一部が合併し、訓戎里が発足。
    • 下面里の一部・沙水里の残部・金華里の残部が合併し、沙水里が発足。
    • 新乾里・魯貫里の各一部が合併し、禾汀里が発足。
    • 新乾里の残部・魯貫里の残部が合併し、新乾里が発足。
    • 龍北里の一部が分立し、古乾原労働者区が発足。
  • 1954年10月 (1邑1労働者区21里)
    • 洞林里の一部が龍北里に編入。
    • 龍北里の一部が古乾原労働者区に編入。
  • 1958年6月 (1邑1労働者区23里)
    • 鍾城郡龍渓里・鳳山里・鐘山里・硯山里を編入。
    • 古城里が安原里に編入。
    • 禾汀里が新乾里に編入。
    • 慶源邑が農圃里に降格。
    • 峯雲里が慶源邑に昇格。
  • 1961年3月 (1邑3労働者区20里)
    • 下面里が下面労働者区に昇格。
    • 龍北里が龍北労働者区に昇格。
    • 甑山里が城内里に編入。
  • 1964年5月 - 慶源邑の一部が分立し、後石里が発足。(1邑3労働者区21里)
  • 1977年9月 - 慶源郡がセビョル郡に改称。(1邑3労働者区21里)
    • 慶源邑がセビョル邑に改称。
    • 承良里が龍堂里に改称。
  • 1986年12月 - 安農里が柳多ソム里に改称。(1邑3労働者区21里)
  • 2005年3月 - セビョル郡が慶源郡に再改称。(1邑3労働者区21里)
    • セビョル邑が慶源邑に改称。

観光

豆満江を境にして中国琿春市と接している。北部屈指の炭田である。

  • 柳多島:セピョル邑から東へ約4kmの地点にある。革命史跡地とモダンな農村住宅が建ち並んでいる。



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