延社郡とは? わかりやすく解説

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延社郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 00:33 UTC 版)

延社郡
位置
各種表記
チョソングル: 연사군
漢字: 延社郡
片仮名転写: ヨンサ=グン
ローマ字転写 (MR): Yŏnsa-gun
統計
行政
国:  朝鮮民主主義人民共和国
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延社郡(ヨンサぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国咸鏡北道に属する郡。

地理

咸鏡北道の中西部に位置する山間部の郡で、豆満江の支流である延面水の流域である。郡の東南部には咸鏡山脈の最高峰・冠帽山(2541m)がある。

東に茂山郡鏡城郡、南に漁郎郡、西に両江道大紅湍郡白岩郡に隣接する。

行政区画

1邑・1労働者区・10里を管轄する。

  • 延社邑(ヨンサウプ)
  • 新陽労働者区(シニャンノドンジャグ)
  • 広陽里(クァンヤンニ)
  • 南作里(ナムジャンニ)
  • 蘆坪里(ロピョンニ)
  • 三浦里(サンポリ)
  • 三下里(サマリ)
  • 石水里(ソクスリ)
  • 新北里(シンブンニ)
  • 新章里(シンジャンニ)
  • 延水里(ヨンスリ)
  • 八所里(パルソリ)

歴史

延社郡は1952年に新設された郡で、それまでは茂山郡の一部(延社面ほか)であった。

年表

この節の出典[1]

  • 1952年12月 - 郡面里統廃合により、咸鏡北道茂山郡延社面および三長面の一部地域をもって、延社郡を設置。延社郡に以下の邑・里が成立。(1邑16里)
    • 延社邑・新興一里・新興二里・新章里・八所里・南作里・新陽里・三浦里・石水里・三上里・農事里・新徳里・柳谷里・新北里・広陽里・蘆坪里・三下里
  • 1953年12月 (1邑6労働者区11里)
    • 茂山郡延水里を編入。
    • 新興一里が新興労働者区に昇格。
    • 新徳里が新徳労働者区に昇格。
    • 農事里が駕洞労働者区に昇格。
    • 三上里が三上労働者区に昇格。
    • 柳谷里の一部が分立し、柳谷労働者区が発足。
    • 新興二里および柳谷里の残部が合併し、老隠山労働者区が発足。
  • 1954年10月 (1邑5労働者区13里)
    • 柳谷労働者区が三上労働者区、両江道普天郡独山労働者区に分割編入。
    • 茂山郡三長里、両江道三社郡円峯里を編入。
    • 新北里の一部が三下里に編入。
    • 三下里の一部が茂山郡臨江里に編入。
  • 1961年3月 (1邑1労働者区11里)
    • 新陽里が新陽労働者区に昇格。
    • 新徳労働者区・駕洞労働者区・新興労働者区・三上労働者区・老隠山労働者区が新設の両江道三池淵郡に編入。
    • 円峯里の一部が蘆坪里・広陽里に分割編入。
    • 円峯里の残部が両江道白岩郡に編入。
    • 両江道白岩郡楡坪里の一部が広陽里に編入。
  • 1967年10月 - 広陽里の一部が両江道白岩郡円峯里と合併し、円峯労働者区が発足。(1邑2労働者区11里)
  • 1978年8月 (1邑1労働者区10里)
    • 三長里および三下里・円峯労働者区の各一部が新設の両江道大紅湍郡に編入。
    • 円峯労働者区の残部が蘆坪里に編入。

交通

鉄道

脚注

外部リンク




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