天塩栄駅 天塩栄駅の概要

天塩栄駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/08 13:41 UTC 版)

天塩栄駅
てしおさかえ
Teshio-Sakae
天塩有明 (3.8 km)
(5.9 km) 初山別
所在地 北海道苫前郡初山別村字栄
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 羽幌線
キロ程 73.6 km(留萠起点)
電報略号 テサ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1957年昭和32年)11月6日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月30日[1]
備考 羽幌線廃線に伴い廃駅[1]
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1977年の天塩栄駅と周囲約500m範囲。上が幌延方面。田園地帯にある仮乗降場スタイルの駅で、緑が被って判別し難いが、3両分の長さのホームを持っていた。幌延側の踏切から線路横の小道が繋がり、昇降階段に近いホーム上横に待合室が見える。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)11月1日改定の時刻(廃止時の時刻表)で、下りのみ1本(急行「はぼろ」後継の主要駅停車列車。上りは停車)[3])。

歴史

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームと線路を有する地上駅であった。ホームは、線路の西側(幌延方面に向かって左手側)に存在した[6]

無人駅となっており、ホーム上の待合所のみで駅舎は存在しなかった[6]

駅名の由来

当駅が所在した地名より。開設時、既に富内線栄駅が存在していたため、旧国名の「天塩」を付した[7]

この地名は1941年(昭和16年)の字名改正に際して、一般より募集したもので、「『栄える』という希望を込めた」ものとされている[7]


  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、872頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、231頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ 時刻表『JNR編集 時刻表 1987年4月号』(弘済出版社1987年4月発行)JRニュース13ページより。
  4. ^ 「日本国有鉄道公示第434号」『官報』、1957年11月2日。
  5. ^ 「通報 ●羽幌線天塩栄駅の設置について(営業局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1957年11月2日、4面。
  6. ^ a b c 書籍『国鉄全線各駅停車1 北海道690駅』(小学館1983年7月発行)201ページより。
  7. ^ a b 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、108頁。ASIN B000J9RBUY 


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