国道402号 路線状況

国道402号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 00:42 UTC 版)

路線状況

新潟県三島郡出雲崎町久田
(2019年4月撮影)

越後七浦シーサイドラインのうち、間瀬から同区五ケ浜までの区間は海岸部を離れて丘陵部でに入り、急勾配と急カーブ、さらに2本のトンネル(角海トンネル、五ケ浜トンネル)で海岸部を大きく迂回している。

バイパス

  • 椎谷岬トンネル(柏崎市大字椎谷)
    • 旧道は日本海に沿って椎谷岬(観音崎)付近を上り下りする区間だったが、2007年7月19日新潟県中越沖地震で大規模な土砂崩壊が発生し、通行不能となった。長らく通行止の措置が取られ、周辺部を大きく迂回する必要があったが、椎谷岬トンネルの完成により2010年1月7日に供用を再開した。なお旧道の崩壊箇所は廃道となった他、前後は柏崎市道に指定変更された。
  • 新潟海岸バイパス(新潟市西区五十嵐三ノ町 - 新潟市西区有明町)
  • 経路変更区間(新潟市西区有明町 - 新潟市中央区文京町)
  • 学校町ミニバイパス(新潟市中央区学校町通二番町 - 新潟市中央区学校町通一番町)

通称

日本海夕日ライン区間
新潟県長岡市寺泊志戸橋
  • 北陸道
  • 越後七浦シーサイドライン
    寺泊町野積 - 巻町角田浜を結ぶ海岸線沿いのルートの愛称。1970年代に開通した有料道路当時の道路愛称名がそのまま引き継がれている[19]
  • 産業道路
  • 日本海夕日ライン
  • 西大通り
  • 蔵所堀通り
  • 東中通り
  • 柾谷小路

重複区間

三島郡出雲崎町の住吉町交差点
ここから起点側(柏崎方面)は
国道352号との重複となる
国道116号(重複区間)からの分岐
新潟市中央区 関屋昭和町交差点
  • 国道352号(柏崎市柳橋町・柳橋町交差点) - 三島郡出雲崎町大字住吉町・住吉町交差点)
  • 国道460号(柏崎市柳橋町・柳橋町交差点) - 新潟市西蒲区五ヶ浜)
  • 国道116号国道289号(新潟市中央区関屋昭和町三丁目・関屋昭和町交差点 - 新潟市中央区本町通七番町・本町交差点(終点))

道路施設

橋梁

  • 安政橋(柏崎市)
  • 野積橋(長岡市)(現橋は1967年(昭和42年)6月開通。旧橋は1931年(昭和6年)開通で、大河津分水にかかる橋として最も古い[20]。)
  • 魚見橋(新潟市西蒲区)
  • 内野新川大橋(新潟市西区)
  • 浜浦橋(新潟市西区 - 新潟市中央区)

トンネル

  • 椎谷岬トンネル(柏崎市)
  • 刈羽トンネル(刈羽村)
  • 角海トンネル(新潟市西蒲区)
  • 五ケ浜トンネル(新潟市西蒲区)
  • 小浜トンネル(新潟市西蒲区)
  • 角田トンネル(新潟市西蒲区)

道の駅

交通量

地点 平日24時間交通量(台)
2010年度
(平成22年度道路交通センサスより)
2005年度
(平成17年度道路交通センサスより)
柏崎市松波一丁目 13,771 14,106
柏崎市西山町石地 02,369 02,334
三島郡出雲崎町字久田 02,148 02,747
長岡市寺泊郷本 01,951 02,898
長岡市寺泊野積 04,428 05,938
新潟市西蒲区間瀬 01,849 05,423
新潟市西蒲区越前浜 04,114 03,644
新潟市西区五十嵐1の町 07,269 15,870

注釈

  1. ^ 一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令(平成16年3月19日政令第50号)に基づく表記。
  2. ^ 2006年1月1日、長岡市に編入。
  3. ^ 2005年10月10日、新潟市に編入。2007年4月1日、政令指定都市に移行して、西蒲区発足。
  4. ^ a b c d e f g 2022年3月31日現在
  5. ^ 五ケ浜トンネル北側で接続する国道460号の五福トンネル(巻南バイパス)も、もともとは巻原発の建設に合わせて整備されたバイパス道路である。
  6. ^ 1988年(昭和63年)4月に市道小針線から松海が丘までが開通[12]、同年7月に上新栄町まで西延伸[12]、1990年(平成2年)8月に坂井五十嵐一の町線まで西延伸[13]、1996年(平成8年)6月に五十嵐二の町まで西延伸[14]

出典

  1. ^ a b c 小川、栗栖、田宮 2016, p. 65.
  2. ^ a b c 中村純一編 2017, p. 65.
  3. ^ 一般国道の路線を指定する政令(昭和40年3月29日政令第58号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2019年10月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g 表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況” (XLS). 道路統計年報2023. 国土交通省道路局. 2024年4月20日閲覧。
  5. ^ 一般国道の指定区間を指定する政令(昭和33年6月2日政令第164号)”. e-Gov法令検索. 総務省行政管理局. 2012年11月27日閲覧。
  6. ^ 広報いわむろ 第145号 1974年5月1日 p.1 6月1日 越後七浦シーサイドライン開通 間瀬⇔野積 5.3km - 岩室村
  7. ^ 広報いわむろ 第147号 1974年7月1日 p.1 奇岩と老松 越後七浦シーサイドライン 開通を祝して - 岩室村
  8. ^ 広報いわむろ 第159号 1975年7月1日 p.1 7月15日越後七浦シーサイドライン全線開通 角田←13.9km→野積 - 岩室村
  9. ^ 広報いわむろ 第116号 1971年12月1日 p.1 〝越後七浦シーサイドライン〟の着工近し 49年4月開通の予定 - 岩室村
  10. ^ 一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令(昭和56年4月30日政令第153号)”. 法庫. 2012年11月27日閲覧。
  11. ^ 新潟市西部地域土木事務所>個別事業紹介(一般国道402号)(2012年4月9日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  12. ^ a b c 市報にいがた 第1118号 1988年7月31日 p.1 伸びる海岸バイパス 松海が丘-上新栄町間開通 今年に入り 1,600メートルが完成 - 新潟市
  13. ^ 市報にいがた 第1223号 1990年8月5日 p.4 8月7日 国道402号バイパス 上新栄幹線-坂井五十嵐1の町線間が開通 - 新潟市
  14. ^ 市報にいがた 第1532号 1996年7月7日 p.1 国道402号バイパス 五十嵐二の町まで延長 - 新潟市
  15. ^ 市報にいがた 第2270号 2010年8月29日 p.5 新川を跨ぐ道路橋 名称を募集 - 新潟市
  16. ^ 市報にいがた 第2280号 2010年11月7日 p.2 新潟海岸バイパス 道路橋の名称「内野新川大橋」に決定 - 新潟市
  17. ^ 2011道路整備効果事例集 5-12 一般国道402号 新潟海岸バイパス”. 国土交通省道路局. 2020年10月17日閲覧。
  18. ^ 市報にいがた 第2297号 2011年3月6日 p.4 国道402号 ルートが変更 - 新潟市
  19. ^ a b 中村淳一編 2018, p. 77.
  20. ^ 長岡市『長岡市政100年のあゆみ』246・247頁参照
  21. ^ 【市内初】ラウンドアバウトが西蒲区角田浜に導入されます』(pdf)(プレスリリース)新潟市、2016年1月10日。 オリジナルの2016年8月5日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20160805200409/https://www.city.niigata.lg.jp/shisei/koho/houdou/pressrelease2802.files/160210_2.pdf2016年5月12日閲覧 






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