四斤山砲
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四斤山砲(よんきんさんぽう[2], 仏語:Canon de montagne de 4 rayé modèle 1859, Canon de montagne de 4 La Hitte )とは、1859年にフランスで開発された前装ライフル式の青銅製山砲である。「四斤」とは、砲弾重量が4キログラムであることを意味する[3]。日本でも幕末から明治初期にかけて主力野戦砲として使用された。
- ^ 幕末軍事史研究会(2008年)、90頁による数値。英語版en:La Hitte systemでは0.82m、0.86mともある。
- ^ 読みは、熊本市立熊本博物館の公式ウェブサイト展示解説に拠った。
- ^ a b c d 幕末軍事史研究会(2008年)、90頁。
- ^ 12斤カノン砲装備のナポレオン3世の軍がクリミア戦争で活躍したことに由来。
- ^ a b c 幕末軍事史研究会(2008年)、91頁。
- ^ “Rifled Ordnance in England and France,” pp. 500-501.
- ^ ただし、旧式の12斤カノン砲ライフル改造型は、出動はしたものの発砲はしていない。(“Rifled Ordnance in England and France,” p. 505.)
- ^ 靖国神社(2003年)、35頁。
- ^ タイムスクープハンター(NHK総合1ch 2013年7月20日放送分「会津 女達の決死行!」番組内説明
- ^ 陸軍省 「不用砲払下の件」 アジア歴史資料センター Ref.C04014313700、明治40年12月「壹大日記」(防衛省防衛研究所)
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