仙台国際センター 概要

仙台国際センター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 04:35 UTC 版)

概要

1991年平成3年)、6カ国語同時通訳設備を持つ国際会議場を備えたコンベンションセンター、および、一般市民向けの国際交流施設の2つの機能を持つ複合施設として開館した。コンベンション施設は、座席数1,000席の大ホールのほか、レセプションホール、12の会議室などを備える。仙台市は、1994年(平成6年)10月20日国際会議観光都市に認定された[3]

2010年(平成22年)9月6日から9日までの期間、APEC日本2010知的財産権専門家会合(IPEG)の会場となった。2015年(平成27年)3月14日から18日までの期間、第3回国連防災世界会議の主会場として使用された[4]。これに合わせ、既存施設を「会議棟」とし、新たに2014年(平成26年)12月には「展示棟」を隣接地に完成させ、同会議で使用した[1][5][6]。なお、同会議開催後の同年12月6日、最寄り駅として開業した仙台市地下鉄東西線国際センター駅北緯38度15分36.7秒 東経140度51分24.9秒 / 北緯38.260194度 東経140.856917度 / 38.260194; 140.856917 (仙台市地下鉄東西線・国際センター駅))の2階部分には、当センターのコンベンション機能を一部支援することも考えて多目的ホールが併設された[7][8]

仙台市都心部の西、広瀬川右岸の青葉山公園内に所在するが、周辺は仙台城址のほか、仙台市博物館宮城県美術館東北大学川内キャンパス・宮城県仙台第二高等学校など、文教施設が集積している。川内キャンパスにも6カ国語同時通訳設備を備えた東北大学百周年記念会館川内萩ホール(1,230席、北緯38度15分31.6秒 東経140度51分14.2秒)があり、キャンパス内には講義室が多くあるため、学会会場として当センターとそれらを一体的に利用する例が見られる。

市民向け国際交流施設としての面では、例年9月に、当センターや市民団体などによるイベント 「せんだい地球フェスタ」が開催されている。




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