京都大学ラグビー部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/10 05:34 UTC 版)
歴史
- 1910年、三高生の堀江卯吉とその友人数名が、慶応の副主将である真島進からラグビーを習い、「第三高等学校嶽水会蹴球部」として創部。それを記念する石碑「第一蹴の地」が、賀茂御祖神社(下鴨神社、京都市左京区)内の雑太社(さわたしゃ)に、1969年(昭和44年)、京都大学ラグビー部OBによって建てられた[1][2]。この石碑の前にある糺の森(ただすのもり)馬場で、当時練習が行われたという[1][3]。
- 1914年、三高ラグビー選手だった者やラグビー経験者によって「京大ラグビー倶楽部」が結成される。
- 1922年、京都帝国大学学友会運動部の一つとして「京都帝国大学ラグビー部」として正式に創部。
- 1925年、東京帝国大学ラグビー部の創設者・香山蕃が監督に就任。
- 1928年1月7日、早稲田大を14対11で下し、初の全国制覇。
- 1929年1月7日、早稲田大を9対6で下し、2度目の全国制覇。
- 1935年1月7日、明治大を16対13で下し、3度目の全国制覇。
- 1965年度、関西第3代表として大学選手権初出場。早稲田大に9-25で敗れる。
- 1987年度、Bリーグに降格
- 1997年度、全国地区対抗大学ラグビーフットボール大会で準優勝。
- 2007年度、OB会を中心に「京大ラグビーフットボールクラブ」が結成される。宇治グラウンドを天然芝化。
- 2012年3月には宇治グラウンドにクラブハウスが完成した。
タイトル
最近の戦績
年度 | 所属 | 順位 | 勝 | 敗 |
---|---|---|---|---|
2007 | B | 4位 | 6 | 3 |
2008 | 5位 | 6 | 3 | |
2009 | 7位 | 4 | 5 | |
2010 | 8位 | 2 | 7 | |
2011 | 9位 | 2 | 7 |
大学選手権での戦績
出場5回 0勝5敗
年度 | 大会 | スコア | 対戦チーム | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
1965 | 第2回 | 1回戦 | ●9-25○ | 早稲田大学(関東1位) | 関西3位で出場 |
1968 | 第5回 | 1回戦 | ●18-27○ | 中央大学(リーグ戦2位) | 関西3位で出場 |
1971 | 第8回 | 1回戦 | ●9-89○ | 早稲田大学(対抗戦1位) | 関西3位で出場 |
1973 | 第10回 | 1回戦 | ●6-71○ | 早稲田大学(対抗戦1位) | 関西2位で出場 |
1974 | 第11回 | 1回戦 | ●6-58○ | 明治大学(対抗戦4位) | 関西3位で出場 |
- ^ a b “ラグビー第一蹴の地顕彰会 | 下鴨神社”. www.shimogamo-jinja.or.jp. 2023年9月12日閲覧。
- ^ “「ラグビーの神さま」、雑太社でワールドカップの必勝祈願祭 - ラグビーリパブリック” (2023年9月12日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ “002: 【創世記編2】糺の森の楕円球(S55 真田 正明)”. KIURFC 100周年特設サイト (2020年11月12日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ <ラグビー>2人のノーベル賞受賞者が観戦 日本選手権決勝 - 毎日新聞2013年2月24日付
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