九州サッカーリーグ 九州サッカーリーグの概要

九州サッカーリーグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 09:38 UTC 版)

九州サッカーリーグ
加盟国 日本九州地方)
大陸連盟 アジアサッカー連盟
開始年 1973年
参加クラブ 10
リーグレベル 第5部
上位リーグ 日本フットボールリーグ(JFL)
下位リーグ 県リーグ
国内大会 天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会
最新優勝クラブ ヴェロスクロノス都農 (2023年)
最多優勝クラブ 三菱化成黒崎/ニューウェーブ北九州 (8回)
公式サイト 九州サッカーリーグ連盟
2024年の地域リーグ (サッカー)#九州

概要

歴史

1973年三菱化成黒崎、全西鉄(ともに福岡県)、楠葉クラブ(佐賀県)、熊本教員鶴屋(ともに熊本県)、鹿児島教員、鹿児島クラブ(ともに鹿児島県)の7クラブによる地域リーグとして発足した。

翌年、鶴屋の脱退および中津クラブ、大分スポーツ(ともに大分県)の加盟により8クラブ体制となり、さらに1982年三菱重工長崎長崎県)、京セラ川内(鹿児島県)の加盟によって10クラブ体制に拡大、その後は上位リーグとの間に昇・降格クラブなどがない限り原則10クラブによるリーグ戦を行っている(昇・降格や脱退があった場合でも10クラブ体制で行われたケースもある)。

試合数は、第18回(1990年)までは1回戦総当たりだったが、第19回(1991年)から2回戦総当たり方式とし、同時に勝利の際の勝ち点を2から3に変更した。ただし、第44回(2016年)熊本地震の影響により、第3節-11節が中止となり1回戦総当たり制に変更となった。

また、第23回(1995年)から第49回(2021年)までは、45分ハーフ(90分間)で決着しなかった場合、試合終了後にPK戦を行い、勝ったクラブに勝点2、負けても勝点1を与える「完全決着方式」(下記「レギュレーション」の項参照)を導入していた。

レギュレーション

試合方式については、前後半45分ずつ・延長なし引き分けありの勝点制度を採用する。

1995年シーズンから2021年シーズンは、引き分け制を導入しない「完全決着」方式を採用。45分ハーフ(90分間)で決着しなかった場合、試合終了後にPK戦を行い、そこで勝ったクラブに勝点2、負けても勝点1を確保できるというものであった。なお90分間で決着した場合は、勝利で3、負けは0の勝点が加算されていた。

九州サッカーリーグと同じく完全決着方式を取っていた中国サッカーリーグが2007年から引き分け制に変更したため、2007年シーズンからは、地域リーグで完全決着方式を採用しているのは九州サッカーリーグだけとなっていたが、2022年シーズンより引き分け制を再導入した為、完全決着方式を導入している地域リーグは消滅した。

2004年までは各県を巡業する「セントラル方式」(2日間1セット)でリーグ戦を行ってきた。しかし、2005年からこれまでの各県巡業に加えて、ホームタウンマッチを一部試合で採用することになった。ホームタウンマッチでは1000円を上限とした有料試合の開催もできる。

参加クラブ(2024年)

クラブ名 加盟協会 備考
1 ヴェロスクロノス都農 宮崎県
2 FC延岡AGATA 宮崎県
3 ジェイリースFC 大分県
4 KMGホールディングスFC 福岡県
5 NIFS KANOYA FC 鹿児島県 鹿屋体育大学サッカー部の社会人登録チーム
6 川副クラブ 佐賀県
7 Brew KASHIMA 佐賀県
8 日本製鉄大分 大分県
9 海邦銀行SC 沖縄県 九州各県リーグ決勝大会1位で昇格
10 板付FC 福岡県 九州各県リーグ決勝大会2位・入れ替え戦勝利により昇格



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