メジロライアン
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参考文献
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- 古宮正弘(報知新聞)「【今月の記録室】第27回報知杯弥生賞(GII) メジロライアン」
- 1990年6月号
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- 石井誠(報知新聞)「【今月の記録室】第50回皐月賞(GI)ハクタイセイ」
- 1990年7月号
- 「【第57回日本ダービー詳報】逃げゆく先が栄光の座、19万ファンも祝福コール、アイネスフウジン」
- 桜井裕夫(スポーツニッポン)「【今月の記録室】第57回日本ダービー(GI)アイネスフウジン」
- 1990年10月号
- 柏木集保「【'90秋 4歳馬戦線の動向】二冠馬ともにリタイア。ダービーでレコードタイムの出た年は!?」
- 1990年12月号
- 「【第51回菊花賞詳報】脈々とステイヤーの血、父の名はメジロティターン、メジロマックイーン」
- 高橋源一郎「【第51回菊花賞観戦記】芦毛は続くよ、どこまでも」
- 永井晴二(スポーツニッポン)「【今月の記録室】第38回京都新聞杯<菊花賞トライアル>(GII) メジロライアン」
- 1991年1月号
- 「【練熟か、若さか '90FINAL RUN】第35回有馬記念ファン投票結果」
- 1991年2月号
- 「【1990年度フリーハンデ決定】4歳馬 メジロマックイーン61キロ。ハクタイセイ、ホワイトストーン、メジロライアンは並べて60キロ。」
- 「【第35回有馬記念詳報】平成2年、熱狂のフィナーレ、ヒーローは死なず、オグリキャップ」
- 榎本正男(道新スポーツ)「【今月の記録室】第35回有馬記念<グランプリ>(GI) オグリキャップ」
- 1991年5月号
- 吉川彰彦「【今月の記録室】第65回中山記念(GII) ユキノサンライズ」
- 1991年6月号
- 「【第103回天皇賞(春)速報】人は3連覇、馬は父子3代制覇、メジロマックイーン」
- 1991年7月号
- 「【第32回宝塚記念速報】人馬渾身。これは6度目の正直です。メジロライアン」
- 船曳彦亟(スポーツニッポン)「【今月の記録室】第103回天皇賞(春)(GI) メジロマックイーン」
- 1991年8月号
- 寺田文雄(デイリースポーツ)「【今月の記録室】第32回宝塚記念(GI)メジロライアン」
- 1991年11月号
- 「【'91秋GI戦線開幕】第104回天皇賞(秋)」
- 1992年1月号
- 「【第36回有馬記念&'91ジョッキーズグランプリ】第36回有馬記念ファン投票結果」
- 1992年5月号
- 小峰隆(日本経済新聞)「【今月の記録室】第40回日経賞(GII)」
- 1992年12月号
- 「【今月のトピックス】メジロライアン引退式 東京で最後の雄姿 そして新たな旅立ち」
- 1993年2月号
- 「【1992年度フリーハンデ決定】5歳以上 メジロマックイーンは、1991年と同じ63キロ。」
- 1997年3月号
- 吉沢譲治「メジロライアン物語」
- 横尾一彦「シンザンの父系」
- 2001年5月号
- 井口民樹「【サラブレッドヒーロー列伝】メジロライアン ダービーの夢はこどもたちに」
- 2015年9月号
- 平松さとし「【デビュー30周年記念大特集 横山典弘 名馬との軌跡】苦楽を共にしたベストパートナー・メジロライアン」
- 2021年6月号
- 斎藤修「【未来に語り継ぎたい名馬物語 63】メジロライアンの歩んだ道」
- 1990年2月号
メジロライアンの血統 | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ノーザンテースト系 |
[§ 2] | ||
父 アンバーシャダイ 1977 鹿毛 |
父の父 *ノーザンテーストNorthern Taste 1971 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | ||||
Lady Victoria | Victoria Park | |||
Lady Angela | ||||
父の母 *クリアアンバーClear Amber 1967 黒鹿毛 |
Ambiopoise | Ambiorix | ||
Bull Poise | ||||
One Clear Call | Gallant Man | |||
Europa | ||||
母 メジロチエイサー 1977 鹿毛 |
メジロサンマン 1963 鹿毛 |
Charlottesville | Prince Chevalier | |
Noorani | ||||
*パラディシア | Aureole | |||
Chenille | ||||
母の母 *シェリルCheryl 1971 鹿毛 |
*スノッブ | Mourne | ||
Senones | ||||
Chanel | Pan | |||
Barley Corn | ||||
母系(F-No.) | シェリル系(FN:8-c) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Lady Angela 5×4(父内)、Bull Lea 5×5(父内)、Nearco 5×5、Hyperion 5×5×5 | [§ 4] | ||
出典 |
注釈
- ^ 最も高い評価を受けていたのは叔父に当たるメジロルイスであり、本馬は次点[11]ないし3番目[12]の評価を受けていた。
- ^ 北野豊吉の妻で、当時メジロの総帥であった北野ミヤを指す。
- ^ 大川はこの件で競馬ファンからオグリキャップが嫌いだったのかと思われることもあったというが、本人はこれを否定し[71][72]、同馬を「顕彰馬の中でもトップクラスの馬」[73]、「戦後、5本の指に入るほど、魅力的な馬」[74]と評している。
- ^ 63位タイ(芝9頭、ダート7頭)。この年の2歳部門の首位は、芝はヤマニングローバル59.0kg、ダートはテッセンスーパー59.0kgだった。朝日杯3歳ステークス優勝のアイネスフウジンは58.5kgで3位、阪神3歳ステークス優勝のコガネタイフウは57.5kgで4位。皐月賞を勝つハクタイセイは54kgで20位タイ、ホワイトストーンはメジロライアンとおなじ51.5kgで63位タイ。[77]
- ^ この年に日本で走った4歳馬の首位は外国馬ベルメッツの130ポイント(73kg)。2位は日本馬アイネスフウジン112ポイント(63.5kg)で、メジロライアン・ハクタイセイ・ホワイトストーンの3頭が109ポイント(62.0kg)で3位タイに並んだ。メジロマックイーンは108ポイント(61.5kg)で単独6位。[78]
- ^ この年に日本で走った4歳以上馬の首位は外国馬ゴールデンフェザントの126ポイント(71kg)。日本馬ではメジロマックイーン117ポイント(65.5kg)の6位タイが最高。これに次いでダイユウサクとダイイチルビーが111ポイント(62.5kg)で11位タイ。[79]
- ^ この年に日本で走った4歳以上馬の首位はトウカイテイオーで127ポイント(70kg)。次いでディアドクターで126ポイント(71kg)。ハンデキャップはディアドクターのほうが1kg上だが、レーティングに換算する際の日本馬への調整3ポイント(当時)により順位が逆転している [80]。このほかメジロマックイーンが3200m部門で122ポイント(67.5kg)で5位タイ(3200m部門に限定すると1位)、メジロパーマーが116ポイント(64.5kg)で8位、カミノクレッセが111ポイント(62.0kg)で11位で、12位の110ポイントにはメジロライアンとレッツゴーターキン。[81]
- ^ アサヒパシィオン、チョウカイエース、ハシノケンシロウ、マイネルグランツ、マイネルハイル、ヤマタケサリーが並ぶ。1位は「55」のアイネスフウジン。「54」のプリミエール、「53」のカムイフジ、クロスキャスト、サクラサエズリ、ドライビングモールに続く評価であった。
- ^ ハクタイセイ、ホワイトストーンが並ぶ。1位「63」のアイネスフウジン、「61」のメジロマックイーンに続く評価。以下、「58」のアグネスフローラ、「57」のアズマイーストと続く。
- ^ ダイユウサクと並ぶ。1位「63」のメジロマックイーンに続く評価。以下「60」のプレクラスニー、「59」のダイタクヘリオスと続いた。
- ^ カミノクレッセと並ぶ。1位「65」のトウカイテイオー、「63」のメジロマックイーン、「62」のメジロパーマー、「60」のダイタクヘリオスとレッツゴーターキンに続く評価であった。以下「58」はオースミロッチとナイスネイチャが続く。
出典
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- ^ 白井透:編集発行、『競馬四季報』第22巻第3号(通巻87号)(1993秋号)、サラブレッド血統センター、1993年。p.1704
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