ピクミン2 登場キャラクター

ピクミン2

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/26 02:27 UTC 版)

登場キャラクター

ホコタテ星人

オリマーたちホコタテ星人は、身長が3cmほどの小さな種族である。彼らにとってピクミンの星の大気中に含まれる酸素は猛毒である。今作では生命維持装置のバッテリーをあらかじめ大量に持ってきているため、期限を気にせず冒険できる。

前作でオリマーが乗っていた愛船ドルフィン号は今作の冒頭で借金のカタに売り飛ばされてしまったが、代わって社長の愛船ドルフィン初号機が登場しオリマーとルーイが乗って冒険する。初号機は2人のナビゲーターとしても活躍するが、やかましい一面もある。

ピクミン

ピクミンはオリマーが墜落した惑星で遭遇した、植物とも動物ともつかない奇妙な二足歩行生物である。 今作では、前作に登場した3色に加え、新たに紫・白のピクミンが登場する。 ピクミンを以下の全5種類各20匹、計100匹を連れて歩くとピクミンたちは前作のイメージソング「愛のうた」を歌う。

赤ピクミン
に耐性があり、攻撃力が高い。前作同様最初に仲間になる。
黄ピクミン
まどいの水源で出会う。 体が軽く、他のピクミンより高く投げられる。また、他のピクミンよりも滞空時間が長い。高台にあるお宝など黄ピクミンが必須となるお宝もある。今作ではバクダン岩を扱えないが、他のピクミンが即死する電気に耐性をもっている。
青ピクミン
めざめの森で出会う。 水中での活動が可能であり、攻撃にも強い(他のピクミンは水に耐性がなく、溺死してしまう)。また、溺れているピクミンを助けることもできる。行動範囲が広く、水中にあるお宝を回収したりトラップや原生生物を倒すなど青ピクミンが必要となる場面が多い。前作同様最後に仲間になる。
紫ピクミン
始まりの洞窟の最下層で出会う。他のピクミン10匹分に相当する重さと力(10ペレットなら、1匹で運ぶ事が出来るため、大きなお宝や死体でも数匹のピクミンで済む)がある。攻撃力が赤ピクミンよりも高く、投げたときの落下ダメージもあり、さらに低確率で気絶させる効果もあるため犠牲を少なく安全に戦闘できる。以上の理由から攻撃の主力となる。ホーミング機能もあり、標的から多少ずれても当てることができる。空を飛ぶ生物にも有効で、一匹投げつけるだけで地上に落とすことが出来る。しかし重さゆえに他のピクミンよりも移動が遅い(紫の花ピクミンより、白の葉ピクミンのほうが移動速度が速い)上に、他のピクミンよりも投げた時の飛距離が若干短い。そのため、段上に投げ上げるときなどは少々離れてところから投げる必要がある。赤ピクミンの次に仲間にする事ができる。紫ピクミンがいないと運べないお宝もある。その重さゆえにバクダン岩を一発で起爆させてしまうという欠点 (デメリット) も持つ。
白ピクミン
白い花園の地下3階で出会う。体が小さく、他のピクミンよりも速く移動できる。また、に耐性があるうえ身も体に毒を持ち、敵が食べると毒に侵されダメージを受け、耐久力の弱い敵ならば即死させることができる。運搬速度も他のピクミンより早く、毒を利用してわざと食べさせて瞬殺させるなど、スピードクリアに有利である。赤い目には探知能力があり、地中に埋まったお宝を掘り出せる。故に地下洞窟では白ピクミンがいないと全回収できないこともある。紫ピクミンの次に仲間にできる。

原生生物

オリマーたちが冒険する地域には、ピクミン以外にも数多くの種類の原生生物が生息している。いずれもが奇妙な形態と生活様式を有し、しかもその多くはオリマーたちやピクミンに対して攻撃的であり、彼らを捕食あるいは排除しようと攻撃を仕掛けてくる危険な存在である。また、これらの生物には捕食を行わない種が多く見られる。それらは分解者に属するとも考えにくい物が多く、現状では説明のつかない部分も多い。一部の生物の攻撃はピクミンやオリマー達だけでなく他の生物やトラップなどにも当たり判定が有効となるものもある。前作で登場する生物は、前作が20数種類だったが、今回はその倍以上に種類が増えており、単に種類が増えただけでなく、前作に登場した生物の亜種に相当する種類が多数登場したりしているなど、生物によっては大幅にバリエーションが増えた種類もある。更には本作で初登場する生物も多数存在する。また、『1』にて登場した生物によっては、戦闘能力が『1』よりも弱体化された種類もいるが、逆に強化された種類も存在する。


  1. ^ 2020CESAゲーム白書 (2020 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2020). ISBN 978-4-902346-42-8 
  2. ^ 「ランキング研究所」『Nintendo DREAM』2013年11月号、アンビット、2013年9月21日、126頁、雑誌07113-11。 
  3. ^ GCゲームレビュー「ピクミン2」”. game.watch.impress.co.jp (2004年6月1日). 2023年11月28日閲覧。
  4. ^ a b c d お茶缶 (2023年7月16日). “『ピクミン4』プレイ前に「ピクミン」シリーズをおさらい!ナンバリング3作の構造的な違いを考える”. インサイド. 2023年11月9日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h オクドス熊田 (2023年8月30日). “『ピクミン2』における“お宝”と“欲”が作り上げた世界観について【おすすめゲームレビュー】”. ファミ通.com. 2023年11月28日閲覧。
  6. ^ “Wiiであそぶセレクション”で「Wiiであそぶ ピクミン2」が本日発売”. 4Gamer.net. Aetas (2009年3月12日). 2023年11月28日閲覧。
  7. ^ 『ピクミン2』における“お宝”と“欲”が作り上げた世界観について【おすすめゲームレビュー】”. ファミ通.com (2023年8月30日). 2023年11月27日閲覧。
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  9. ^ 開発者に訊きました : ピクミン4(3ページ目)”. 任天堂 (2023年7月18日). 2023年11月28日閲覧。
  10. ^ a b ジスマロック (2023年10月23日). “ピクミンの「アタリマエ」を、見直した。開発陣が語る、『ピクミン4』がシリーズ4作目にして「ピクミンの面白さの本質」を掴めた理由とは(2ページ目)”. 電ファミニコゲーマー. 2023年11月28日閲覧。






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