ドレミファ・どーなっつ!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 07:31 UTC 版)
キャラクターについて
キャスティング
- 空男役の青木和代は『ブンブンたいむ』に出演していた小原乃梨子と肝付兼太が同作放送終了まで兼任した子供向けアニメの準レギュラーを演じ、「ガキ大将キャラの唯一の弱点」と「主要キャラクターで最ものんびり屋でマイペース」という全く正反対の役を兼任した[16]。
- みど役の佐久間レイも、れっしー役の中尾が『にこにこ、ぷん』時代から兼任している『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系列)の「バタコさん」役で出演中に今作のオファーを受けた[注釈 9]。佐久間はその後も、1995年から1998年まで『あずきちゃん』でヨーコ[18]、『天才てれびくん』のアニメ枠でされた『アリス探偵局』でヒロイン・アリス役[19]と、今作を含め教育テレビだけで3作品、主要キャラクターを兼任した。
- ふぁど役の小桜エツ子も『あずきちゃん』で「だいず」[18]、1998年から2000年[20]まで放送された名古屋テレビ系列制作のロボットアニメシリーズで、ふぁどと同じく青がイメージカラーの主要キャラクターを演じ、そのアニメにも佐久間が、みどと同じく赤がイメージカラーのヒロインを演じた[21]。
これにより『にこにこ、ぷん』に続き、今作もメインキャスト全員が他作品でもレギュラー・準レギュラーを勤め上げ、佐久間と中尾は2024年3月現在も出演中である。
役柄について
第1作『ブーフーウー』のオオカミから必ず出演していた「意地悪あるいはわがままだが、どこが憎めない」いわゆる三枚目キャラ(今作は、れっしー)の登場が今作で一旦止まった[注釈 10]。
注釈
- ^ 番組終了前は「小桜エツ子」名義。
- ^ みどに「変なタヌキ」と呼ばれ、「僕はカンガルーだ!」と怒ったこともある。しかし、じゃじゃまるに「ロバ」呼ばわりされたときは怒らなかった。
- ^ a b マダガスカルのパロディだが、アフリカ大陸の島にカンガルーはおらず、国としても共和国制のため王様もいない。
- ^ 中尾自身が『おかあさんといっしょのあ・い・う』(みやしたゆきこ著、くまざき出版刊)内のインタビューで語っている。
- ^ 第2作『ダットくん』、前々作『ブンブンたいむ』、前作『にこにこ、ぷん』、第12作『ポコポッテイト』の一部キャラクターは、締めの文字のみ漢字になっている。なお、出典5 は『にこにこ、ぷん』の「ふくろこうじ・じゃじゃまる」も漢字表記になっているが、これは誤りである[11]。
- ^ ぴっころは着ぐるみの構造上、それが難しいため。
- ^ 1993年までは第9代目・天野勝弘、1999年までは第10代目・佐藤弘道
- ^ ただし、ファミリーコンサートの場合は参加している。
- ^ 本来は他局のため非公表だが、NHK人物録に記載されているので表記する[17]。
- ^ 『ぐ〜チョコランタン』や『ポコポッテイト』以後の作品は、スプーやムテ吉のように「マイペース、あるいは元気いっぱいの主人公」に、ジャコビやメーコブのような「しっかり者、あるいは年上キャラクター」が振り回されるという、今作以前とは逆の展開になっている(過去の作品では『とんちんこぼうず』、『ゴロンタ劇場』などがこのパターンになる)。その後、第13作『ガラピコぷ〜』に該当キャラとして、サブキャラクターだがワルビットが24年ぶりの登場となった。
- ^ 前者は夢オチになっているため、真相は不明。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “おかあさんといっしょ 「ドレミファ・どーなっつ!」”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b c “『おかあさんといっしょ』歴代人形劇”. NHKアーカイブス. 日本放送協会. 2023年3月9日閲覧。
- ^ 「「にこにこじま」から「どーなっつじま」に / 近藤康弘」『放送教育』第47巻第9号、日本放送教育協会、1992年11月1日、64 - 65頁、NDLJP:2341132/33。
- ^ “Eテレ「おかあさんといっしょ」歴代の人形劇キャラクターまとめ”. STUNNER編集部. グリーン・プロモーション合同会社 (2022年3月21日). 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b “【モノランモノラン】世代がわかる!?「おかあさんといっしょ」の歴代人形劇【にこにこぷん】”. RENOTE. DoubleDown (2022年12月24日). 2024年1月2日閲覧。
- ^ a b “ファンターネ!”. キャラクターページ. NHKエンタープライズ. 2023年1月29日閲覧。
- ^ 1998年4月6日 教育/Eテレ 番組表 - NHKクロニクル
- ^ おかあさんといっしょ - NHKクロニクル
- ^ a b c 「はてなてれび 人形劇の動物の設定は」『朝日新聞』1995年7月1日付夕刊、12頁。
- ^ 『読売新聞』1997年10月14日付東京夕刊、7頁
- ^ “おかあさんといっしょ 「にこにこ、ぷん」”. NHK放送史. 日本放送協会. 2024年1月2日閲覧。
- ^ “ドレミファ・どーなっつ”. Uta-Net. ページワン. 2023年5月3日閲覧。
- ^ “ドレミファ列車”. UtaTen. IBGメディア. 2023年5月3日閲覧。
- ^ 「ふたごは『二人で一人』? NHK幼児番組の歌に親が反発」『朝日新聞』1993年2月24日付朝刊、17頁
- ^ 『アニメージュ』1998年3月号(徳間書店、165、166頁)、1999年3月号(徳間書店、200頁)
- ^ “青木和代|アニメキャラ・プロフィール・出演情報・最新情報まとめ”. animate Times. アニメイト. 2023年4月2日閲覧。
- ^ 佐久間レイ - NHK人物録
- ^ a b “アニメ女子部「あずきちゃん」”. AT-X. エー・ティー・エックス. 2024年1月2日閲覧。
- ^ “アリス探偵局 (1995)”. allcinema. スティングレイ. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “B (ボンバーマン) ビーダマン爆外伝V (1999)”. allcinema. スティングレイ. 2023年4月2日閲覧。
- ^ “B (ボンバーマン) ビーダマン爆外伝 (1998)”. allcinema. スティングレイ. 2023年4月2日閲覧。
- ^ Let’SGO!Eテレタイムマシン ~夏ってたのしいね!の巻 「おかあさんといっしょ」(2) - NHKクロニクル
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