ソウルキャリバーの登場人物 ソウルキャリバーの登場人物の概要

ソウルキャリバーの登場人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/28 02:58 UTC 版)

各キャラクターのストーリーを理解する上での世界設定についてはソウルシリーズの世界設定を参照。

目次

略語表記について

※()内は他作品からのゲスト出演キャラクター

ソウルエッジから登場する人物

御剣 / ソン・ミナ / タキ / リ・ロン / ヴォルド / ソフィーティア / ジークフリート / ロック / ファン / セルバンテス / ソウルエッジ / ハンミョン

ソウルキャリバーから登場する人物

キリク / シャンファ / マキシ / アーサー / ナイトメア / アスタロス / アイヴィー / 吉光 / リザードマン / エッジマスター / インフェルノ

ソウルキャリバーIIから登場する人物

ラファエル / タリム / カサンドラ / ユンスン / シャレード / ネクリッド / アサシン / バーサーカー / (平八) / (リンク) / (スポーン

ソウルキャリバーIIIから登場する人物

ザサラメール / ティラ / 雪華 / オルカダン / アビス / ナイトテラー

ボーナスキャラクター

レブナント / グリード / マイザー / ヴァレリア / ファリン / リネット / アベリア / ルナ / ジラルド / チェスター / デムース / オーレリア / ストライフ / エイミ その他、家庭用の「ストーリー」「ロストクロニクルズ」「バトルアリーナ(シチュエーション)」の各モードにおいて、様々なキャラクターが登場する。

ソウルキャリバー レジェンズに登場する人物

アスタロス α / (ロイド) / イスカ / 仮面の皇帝 / バルバロス / ファフナー / アモン / ゲキ・マキ

ソウルキャリバーIVから登場する人物

ヒルダ / アルゴル / (ダース・ベイダー) / (ヨーダ) / (アプレンティス

ボーナスキャラクター

シェラザード / アンゴル・フィア / 修羅 / アシュロット / 神斬蝕

ソウルキャリバー ブロークンデスティニーに登場する人物

ダンピエール / (クレイトス

ソウルキャリバーVに登場する人物

パトロクロス / ピュラ / ツヴァイ / ナツ / ヴィオラ / レイシャ / シバ / αパトロクロス / ピュラΩ / エリュシオン / (エツィオ

ソウルキャリバーVIに登場する人物

グロー / アズウェル / (ゲラルト) / (2B) / (覇王丸

プレイヤーキャラクター達と深い関わりを持つ、設定のみ登場する人物

ロティオン / ベルチー / フレデリック / シャンレン / トキ / バングー / 千恵 / 種子島 / クンペトクー / ケフェウス / クン / カーティス

略語表記について

本項において、以下のように省略を行っている。

(エッジ) ソウルエッジ
(エッジAC) ソウルエッジ(アーケード版)
(エッジPS) ソウルエッジ(プレイステーション版)
(1) ソウルキャリバー
(1DC) ソウルキャリバー(ドリームキャスト版)
(1WLD) ソウルキャリバー(海外版)
(2) ソウルキャリバーII
(2CS) ソウルキャリバーII(家庭用版)
(3) ソウルキャリバーIII
(3PS2) ソウルキャリバーIII(プレイステーション2版)
(3AC) ソウルキャリバーIII ARCADE EDITION(アーケード版)
(L) ソウルキャリバー レジェンズ
(4) ソウルキャリバーIV
(BD) ソウルキャリバー ブロークンデスティニー
(5) ソウルキャリバーV
(6) ソウルキャリバーVI

御剣平四郎

御剣平四郎 プロフィール

  • 初出作品:ソウルエッジ
  • 格闘スタイル: 
    • 天賦古砕流(エッジ)
    • 天賦古砕流・改(1)(2)(3)(L)(4)(BD) (6)
    • 真・天賦古砕流(5)
  • 誕生日1561年6月8日[1]
  • 出身地 日本/備前
  • 身長:168cm(エッジ) 171cm(1)(2)(3)(L)(4)(BD) 173cm(5)(6)
  • 体重:59kg(エッジ) 65kg(1)(2)(3)(L)(4)(BD) 74kg(5) 71kg(6)
  • 血液型:AB型
  • 武器銘日本刀太刀
    • 是藤」または「」(エッジ)
    • 獅子王」(1)(2)(3)(4)(BD) (6)
    • 無一文字」(5)
  • 年齢:22歳(エッジ)(L) 25歳(1) 29歳(2)(3)(4)(BD) 46歳(5)
  • 家族構成: 
    • 両親、兄弟いずれも病死。(エッジ)(1)(2)(3)(L)(4)(BD)
    • 両親兄弟いずれも病死 八番目の弟を名乗る武芸者がいるらしい(5)
  • キャッチコピー: 
    • 孤狼剣士」(エッジ)
    • 戦国の用心棒」(1) (6)
    • 剛剣無頼」(3)(4)(BD)

みつるぎ へいしろう [Heishiro Mitsurugi]

  • 登場作品: (エッジ)(1)(2)(3)(L)(4)(BD)(5)(6)
    シリーズ外では『NAMCO x CAPCOM』に登場。
  • : 森川智之(エッジAC)(1)(2)(3)(L)(4)(BD)(5)(6)、高木渉(エッジPS)、英語版:スコット・ケック(2)、レイ・チェイス(6)

設定

「戦国の用心棒」、「孤狼剣士」の別名で戦国に勇名を馳せた若武者。元は農家の息子であったが、両親の死をきっかけに剣の道に進む。種子島の脅威をきっかけにソウルエッジに興味を持つようになる。使用武器の分類は設定上は「太刀」とされているが、内容は打刀に近い。

ソウルエッジ
戦国時代、備前の農民の四男として生まれた彼は農作業を楽しんでいたが、耕しても次々と騎馬隊の軍馬に作物を踏み潰されていくのにつれ、「荒されて苦労するより、荒し回った方が楽じゃねえか!」と自分の行ないが馬鹿らしく思うようになり、14歳で両親が他界したことをきっかけに武士の世界へ入った。初めは浦上宗景に仕え、御剣姓を名乗る。幼い頃から農耕で鍛えた肉体能力を活かした剣技によって、戦場で「鬼神」と呼ばれるほどの圧倒的な強さを見せ付け、宇喜多直家を撃退する戦功を立てた。しかし、自分の力を強者にぶつけたいという単純な考えしかなかった彼は、1577年浦上家を去り、傭兵として諸国を巡り暴れ回るようになった。ところが、「種子島」と呼ばれる火縄銃の伝来が、彼の生活を脅かしかねない壁として立ち塞がることとなる。浦上家を去る2年前、1575年織田徳川連合軍が長篠の戦いでこれを使い、最強と呼ばれた武田騎馬軍団を全滅させた事実からも、刀一つで生きてきた彼には大きな脅威として映ることとなった。あるとき、南蛮より伝わってきた噂から、伝説の剣「ソウルエッジ」の存在を知り、この剣ならば鉄砲に勝てるかもしれないと思った彼は、海を渡り南蛮へ向かうため、瀬戸内の海賊衆・村上水軍の元を訪れ、自分を雇うことを交換条件に船を出してもらうこととなり、ソウルエッジを探す旅へと出る。
ソウルキャリバー
南蛮の鉄砲「種子島」の伝来という死活問題を背負い、“鉄砲よりも強い剣”と噂される「ソウルエッジ」を探し求め、世界中を旅して回った御剣であったが、一向に見つけることができないまま一旦帰国。焦りと苛立ちから業を煮やして鉄砲相手の御前試合に挑むものの、右肩を撃ち抜かれて痛恨の敗北を喫する。初めて決定的な敗北を味わった彼は、以前にも増して“打倒種子島”に燃えながら、新たな剣術を会得し腕を磨いていた。そんな折、海の向こうのヨーロッパで「ナイトメア」と呼ばれる騎士がソウルエッジを手に暴れているという噂を聞き、無敵の剣を持つその騎士「内藤」を倒し剣を奪うため、彼は再び海を渡ることとなる。
ソウルキャリバーII
伝説の剣「ソウルエッジ」を追い求め、異国の地で傭兵として多くの戦に参加する日々を続けていた御剣であったが、ソウルエッジを持つ騎士「ナイトメア」が消えたという噂を聞き、同時にソウルエッジの行方も途絶えてしまう。それでも諦めきれない彼は、剣の手がかりを求めながら、世界中の戦場を巡り歩いていた。そして4年後、明帝国の辺境の城に立ち寄っていた彼は、街の裏路地で刺客達に襲われ瀕死の重傷を負っていた一人の男を偶然見つける。目撃者を消すべく襲いかかる刺客達を返り討ちにした御剣は、瀕死の男から「ソウルエッジの欠片」と呼ばれる一つの金属片を託され、これを手がかりに新たな戦へと望むこととなる。
ソウルキャリバーIII
鉄砲「種子島」をも超える力を身につけたことで、伝説の剣「ソウルエッジ」への興味も薄れ、目標を見失った御剣は深い虚無感を覚えていた。あるとき、日本から送り込まれたものと思われる謎の刺客達を返り討ちにした彼は、刺客達の狙いが自分の持つ「ソウルエッジの欠片」であることを知り、祖国で何が起きているのかを知るべく帰国する。身を寄せていた海賊衆・村上水軍の戦に加勢し、村上軍を勝利に導くも、強敵を欲する彼の心は満たされなかった。その後、村上軍の大将から、西方の地で蒼い鎧の武者がいることを耳にした彼は、その者が以前に見失ったソウルエッジの持ち主「内藤(ナイトメア)」であることを確信し、死闘を求めて再び海を渡ることとなる。
ソウルキャリバー レジェンズ
伝説の剣「ソウルエッジ」を求めて世界中を回るも、収穫がないまま剣の消息を見失ってしまった御剣は一旦帰国したが、未だに鉄砲「種子島」に勝る武器を見つけられずにいた。苛立ちのあまり御前試合で種子島に挑むも、右肩を撃ち抜かれて敗北してしまう。種子島に勝つための道を探るため、彼は再び旅に出る。
ソウルキャリバーIV
自分の心を満たしうる強敵を求めて旅を続けていたあるとき、以前から持ち歩いていた「ソウルエッジの欠片」に異変が生じる。人ならざる異形の者達と、その盟主たる蒼騎士が、神聖ローマ帝国・オストラインスブルクに集っていることを知り、これこそ自分が追い求めてきた真の強敵に違いないと確信した御剣は、喜びに打ち震える。
ソウルキャリバーV
御剣は死闘を求めて訪れたオストラインスブルクにそびえ立つ異界の塔にて、英雄王アルゴルと対決する。しかし戦いの最中、突然異世界が収束していくのに伴って、アルゴルも塔と共にいずこかへと消え去り、決着がつくことはなかった。その後、天下分け目の戦である関ヶ原の戦いの噂を聞きつけて帰国するも、彼が到着した頃には既に戦は治まっていた。国が太平の時代を迎えたことで自分の剣技を活かせる仕事場もなくなり、異国へ渡るための路銀も尽きていた彼は、昔のように農作業で食い扶持を稼ぎながら生活するようになった。そんなある日、異国から帰った剣士の話から、アルゴルが手にしていたものと同じ名の剣「ソウルキャリバー」のことを知り、収穫した米を売り払って、アルゴルと17年前の決着をつけるため、久々に大陸へと旅立つこととなる。

人物

豪快にして大雑把、自由奔放にして天衣無縫な性格。あまり細かいことを気にしない性分であるが、強さを追い求める意志は人一倍強く、様々な剣術の技を見様見真似で会得し、種子島に対抗するために居合などを自らの流派に取り入れて改良を重ねるなど、剣の道を究めるためには決して努力を惜しむことがない。戦いに対する姿勢は非常に厳しく、敵に対して一切容赦がない。いかなる相手に対しても死力を尽くすことこそが礼儀であると信じている。己の目的のためにいつも自分の邪魔をしてくるタキのことを、厄介者として手を焼いている。また、ナイトメアを「内藤」、アスタロスを「明日太郎」、イスカを「飯塚」と無理矢理和名で呼んでいる。(エッジ)では「是藤」という刀を使用していたが、種子島に対する戦術を模索する中で、居合を始めとする新たな剣術を知り、それらを自力で会得していく激しい修行の最中、今までの刀に物足りなさを感じたために、新たな戦い方に適した刀を求め、(1)ではより刀身が長く刀幅が広い「獅子王」に変えた(なお、(4)の公式サイトでは「獅子王」という刀は現存するものの、御剣が使用したそれとは別物である模様だと公表されている)。後にある戦いで獅子王を失ってからは、「本当の強さは武器ではなく自分自身が持つもの」だと悟り、他人の真似の限界を超えるため、本物の剣術とは何なのかを見つめ直すようになっていたあるとき、故郷で見つけた「一文字」の名を冠しながら似ても似つかない無骨な刀にかつての自分を重ね、(5)ではこれを「無一文字」と名付けて新たな愛刀とするようになった。

ゲーム上の特徴

リーチに優れ、攻撃発生の早い技を多数持ち、近距離戦を中心にあらゆる距離での戦いを得意とする、スタンダードで扱いやすい性能を誇る万能キャラクター。(1)からは「居合」と「霞」の2つの特殊構えが追加され、これらの構えから派生する技を駆使してテクニカルな攻めを展開することも可能。シリーズを通して上位キャラクターとしての地位を保ち続けている。

NAMCO x CAPCOM』では基本攻撃力が高いものの、初動エリアル技、5ヒットを超える技の両方が欠けている。加えて、通常技で唯一4ヒットする「朧神楽」が敵によっては3ヒットに減ってしまう。これらが原因で攻撃数を増やし難く、ゲームが進むにつれて火力不足が目立ってくる。他にも低めの防御と速度、初期値・成長率のどちらも低いMP、同列最下位でレベル補正の無い移動力、技の大部分が物理属性である等、多くの欠点を抱えている。幸い、遠近両方の防御カウンターとHP回復スキルにより打たれ強い。


  1. ^ ソウルエッジの公式サイトによると、御剣は1562年に生まれ、1583年に22歳。それが数え年の年齢かどうか不明だが、後続のゲームは東アジアのキャラに関して数え年を使っていないそうだ(SOUL CALIBUR 設定資料集 New Legends of Project Soul. 集英社. (2012年2月2日). ISBN 4-08779-621-3.)。
  2. ^ (エッジ)の時点ではプレイヤーキャラクターの中で最年少であった(ジークも16歳だが、ジークは早生まれで年上)。
  3. ^ 当初は自分の腕をみとめてもらえないことに対する不満などが理由であったが、いい年となった(1)では全く乗り気になれない見合い話に辟易しての家出などもある模様。
  4. ^ この場合の「忍者」は密偵や謀略などの特殊作戦で用いられる者などではなく、古来より特定の領国や根城を持たない『世を忍ぶ一族』としての忍者。
  5. ^ 作中での解説によると「深さ50mにも及ぶ大縦穴や水没トラップ等の侵入者を防ぐワナが随所に仕掛けられており、まさに難攻不落の宝島」。またジーク率いる「シュヴァルツヴィント」も(エッジ)の物語開始前の数年前に侵入したことがあるが、多くの仲間を失い、生き残った面々とも散り散りになったことがあるという。
  6. ^ (1)のエンディングではソウルエッジの力により、若返った姿が描かれるが、瞳は隠したままで具体的な素顔は不明となっている(エンディングでの文によると、視力は戻っている模様)。
  7. ^ 『ソウルキャリバー Broken Destiny』 ガントレットモード
  8. ^ ただし、後述にもあるように父親のフレデリックと同様のスタイルであり、実際に(エッジ)のエッジマスターモードでは父から手ほどきを受けていたという旨が書かれており、帝国騎士であった父から継承した剣術も含まれている可能性がある。
  9. ^ 「情婦」という表現が性的すぎるからか、媒体によっては「町の娘」という柔らかい表現にすり替えられていることがある。
  10. ^ 攻略本では、エッジマスターが護衛を務めていた村を襲撃したこともあり、その剣捌きをエッジマスターは評価していた。
  11. ^ 依頼主の剣を奪うために依頼主に近づいて、隙を狙い、殺害して剣を奪う、目当てのものが全く見つからない失望から狂乱してしまい、エウリュディケ神殿(ソフィーティアのステージ)を壊滅する、など。
  12. ^ (エッジ)の時点では、プレイヤーキャラクターの中で一番身長が低かった。
  13. ^ a b 『GAMEST GRAPHICS』vol.1, p. 28.
  14. ^ ただし、(エッジ)のエッジマスターモードでは闘技場で負け、優勝者から武器を奪おうとする往生際が悪い一面も見られた。
  15. ^ 1553年、ソウルエッジを得て、老化が止まった。『SOUL CALIBUR 設定資料集 New Legends of Project Soul (Vジャンプブックス)』、集英社、2012年2月2日、11頁。ISBN 4-08779-621-3
  16. ^ シャンファの項にも書かれているが、そもそもシャンファとシャンレン自身が互いに姉妹であることはおろか、存在さえも分かっていない。
  17. ^ 『GAMEST GRAPHICS』vol.1, p. 27.
  18. ^ シャンレンの年齢設定はないが19歳のキリクが姉として慕っていたことから、20歳以上である模様。
  19. ^ 『GAMEST GRAPHICS』vol.1, pp. 28, 49.
  20. ^ 『GAMEST GRAPHICS』vol.1, p. 30.
  21. ^ 『SOULCALIBUR 設定資料集 New Legends of Project Soul』、110頁。
  22. ^ 現在の転生
  23. ^ アスタロスのエンディングではアスタロスが裏切ったことに気付かず、帰還したアスタロスにそのまま掴まえられ、燃えた炎の中に連れていかれる。






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