ゼアズ・ア・プレイス ゼアズ・ア・プレイスの概要

ゼアズ・ア・プレイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/25 07:07 UTC 版)

ビートルズ > 作品リスト > ゼアズ・ア・プレイス
ビートルズ > 曲名リスト > ゼアズ・ア・プレイス
ゼアズ・ア・プレイス
トリー・レコードから発売されたシングル盤『ツイスト・アンド・シャウト』のB面
ビートルズ楽曲
収録アルバムプリーズ・プリーズ・ミー
英語名There's a Place
リリース
  • 1963年3月22日(Album "Please Please Me")
  • 1964年3月2日(Single)
A面 ツイスト・アンド・シャウト
録音
ジャンル
時間1分49秒
レーベル
作詞者マッカートニー=レノン
作曲者マッカートニー=レノン
プロデュースジョージ・マーティン
チャート順位
ビートルズ シングル U.S. 年表
プリーズ・プリーズ・ミー 収録曲
蜜の味
(B-5)
ゼアズ・ア・プレイス
(B-6)
ツイスト・アンド・シャウト
(B-7)

レノンは、「ゼアズ・ア・プレイス」はモータウンのような曲を目指して書いた楽曲であると説明している。ポール・マッカートニーによると、本作のタイトルは1961年の映画『ウエスト・サイド物語』のサウンドトラック・アルバムに収録の「There's a place for us」に由来するとのこと。歌詞は、主人公が心の中にある楽園に引きこもることで、孤独を克服するという内容になっている。

「ゼアズ・ア・プレイス」は、多数の音楽評論家から好意的な反応を得ていて、そのうちの1人はハーモニーを称賛し、「歌詞に同時代のポップスには見られない深みがある」と評価している。また、「アイム・オンリー・スリーピング」をはじめとする、後のビートルズ、特にレノンが手がけた内省的な楽曲の先駆けと評価する者もいる。


注釈

  1. ^ ビートルズがイギリスで発売した初期のシングル4作のうち、「ラヴ・ミー・ドゥ」、「フロム・ミー・トゥ・ユー」、「サンキュー・ガール」、「アイル・ゲット・ユー」でハーモニカが使用されている[12][13]
  2. ^ ルイソン、エヴェレット、ケネス・ウォマック英語版は発売日を1964年3月2日としているが[26] [27][28]、ジョン・C・ウィンは1964年2月20日としている[29]

出典

  1. ^ a b The Hot 100 Chart”. Billboard (1964年4月11日). 2020年10月19日閲覧。
  2. ^ Lewisohn 2000, pp. 353, 364.
  3. ^ a b c d Everett 2001, p. 143.
  4. ^ a b c d e Riley 2002, p. 56.
  5. ^ a b c Hertsgaard 1995, p. 32.
  6. ^ Sheff 1981, p. 196.
  7. ^ MacDonald 2007, p. 65.
  8. ^ a b Everett 2001, p. 145.
  9. ^ a b c Miles 1998, p. 95.
  10. ^ a b c d e Pollack 1991.
  11. ^ Everett 2001, pp. 116, 127.
  12. ^ MacDonald 2007, pp. 58, 62, 77, 80, 85.
  13. ^ Womack 2009, p. 286.
  14. ^ a b c d e f Lewisohn 1988, p. 24.
  15. ^ Winn 2008, p. 29.
  16. ^ Winn 2008, p. 32.
  17. ^ Lewisohn 1988, p. 28.
  18. ^ Everett 2001, p. 123.
  19. ^ Lewisohn 1988, pp. 23, 28.
  20. ^ Lewisohn 1988, p. 32.
  21. ^ Lewisohn 1988, pp. 23–24.
  22. ^ Jopling, Norman (30 March 1963). “Guess What!”. Record Mirror: 12. 
  23. ^ Womack 2009, p. 290.
  24. ^ Gould 2007, pp. 212–213.
  25. ^ Womack 2009, pp. 290–291.
  26. ^ Lewisohn 1988, p. 200.
  27. ^ Everett 2001, p. 214.
  28. ^ Womack 2009, p. 289.
  29. ^ Winn 2008, p. 106.
  30. ^ Marcus 1980, pp. 186–187.
  31. ^ Kramer 2009, p. 68.
  32. ^ a b Hertsgaard 1995, pp. 32–33.
  33. ^ Ingham 2009, pp. 21–22.
  34. ^ Marshall 2006, p. 11.
  35. ^ Gould 2007, p. 148.
  36. ^ Cott & Doudna 1982, pp. 249–250.
  37. ^ MacDonald 2005, p. 65.
  38. ^ Deming, Mark. Flamin' Groovies Now - Flamin' Groovies | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月20日閲覧。
  39. ^ Deming, Mark. Dogs from the Hare That Bit Us - The Dickies | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月20日閲覧。
  40. ^ Rabid, Jack. Flamin' Groovies Now - Flamin' Groovies | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月20日閲覧。
  41. ^ Deming, Mark. B-Sides the Beatles - The Smithereens | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年10月20日閲覧。
  42. ^ BBC Radio 2 - 12 Hours to Please Me, Gabrielle Aplin - There's A Place - Please Please Me session”. BBC. 2020年10月20日閲覧。


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