シルバー・キング シルバー・キングの概要

シルバー・キング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 12:59 UTC 版)

シルバー・キング
プロフィール
リングネーム シルバー・キング
シルバー・カイン
ドクトル・ワグナー・ジュニア
ブラック・タイガー(3代目)
ブロンコ
本名 セサール・ゴンザレス
ニックネーム エル・ファブロソ
エル・エフェクティボ
身長 176cm
体重 98kg
誕生日 (1968-01-09) 1968年1月9日
死亡日 (2019-05-11) 2019年5月11日(51歳没)
出身地 メキシココアウイラ州トレオン
所属 AAA
トレーナー ドクトル・ワグナー
グラン・マルクス
デビュー 1985年11月
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父はドクトル・ワグナー。兄はドクトル・ワグナー・ジュニア。元妻は女子プロレスラーのソチ浜田。息子はシルバー・キング・ジュニア。

来歴

1985年11月、UWAでプロレスラーデビューを果たす。

1987年10月、アンヘル・ブランコ・ジュニアと共にドクトル・ワグナー・ジュニアのリングネームで全日本プロレスに参戦し、初来日する。

エル・テハノとロス・カウボーイズ(Los Cowboys)を結成。1991年3月、ユニバーサル・プロレスリングに来日。同年7月にはWWA世界タッグ王座を戴冠。

タッグ解消後の1993年10月、UWA世界ライトヘビー王座を奪取。

1994年1月、EMLLに移籍し、CMLL世界ヘビー級王座を獲得。同年、ロス・カウボーイズを復活しCMLL世界タッグ王座を獲得。また、IWA・JAPANにも参戦し、エル・テハノとともにIWA世界タッグ王座を獲得。1997年2月、兄のドクトル・ワグナー・ジュニアと組んでドス・カラス & ウルティモ・ドラゴンから勝利してCMLL世界タッグ王座を奪取。同年10月、WCWに参戦してLWoにメンバー入り。

2001年CMLLに復帰。同年1月、新日本プロレスにて3代目ブラック・タイガーとして来日。ケンドー・カシンとタッグを組んで活動。

2003年3月、ドクトル・ワグナー・ジュニア & ウニベルソ・ドスミルと組んでCMLL世界トリオ王座を奪取。以降、インディー団体であるIWRGを主戦場にする。10月、全日本プロレスにドクトル・ワグナー・ジュニアと共に参戦。

2004年3月にもドクトル・ワグナー・ジュニアと再び参戦。

2005年、新日本プロレスにてロッキー・ロメロがブラック・タイガーを継承してデビューしたため、ブロンコのリングネームでロス・ゲレロス・デル・インフェルノにメンバー入りして活動。ロス・ゲレロス・デル・インフェルノ脱退後、負傷により長期間の欠場を経てシルバー・キングのリングネームで復帰。

2007年10月18日、全日本プロレスにて世界ジュニアヘビー級王者である中嶋勝彦に挑戦するも無効試合となり、VOODOO-MURDERSにメンバー入りをする。

2008年3月1日、全日本プロレスにて中嶋勝彦に再び挑戦して勝利し、世界ジュニアヘビー級王座を奪取した。

2008年6月13日、AAAと契約を交わし入団。

2010年6月24日、IWRGにてIWRGインターコンチネンタルヘビー級王者であるマスカラ・アニョ・ドスミル・ジュニアに挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。

2019年3月4日 ロッシー小川、ウルティモドラゴンらによる後楽園ホールでのLUCHA LIBRE ESTRELLA FIESTAに出場する為来日。メインイベントでフェルサ・ゲレーラ、ディアマンテ と組み、エル・イホデル・サント、ウルティモドラゴン、獅龍組と対戦 。5月11日、イギリスに遠征し、ロンドンでのフベントゥ・ゲレーラとの試合中に心筋梗塞を起こしたことが原因で死亡[2][3]。51歳没。

その他

幼少の頃から、兄のドクトル・ワグナー・ジュニアと共に父のドクトル・ワグナーによってルチャの英才教育を施される。このためプロレスに限らず、スポーツ全般を得意としていた。

初来日時は兄のコスチュームを着用し、ドクトル・ワグナー・ジュニアの名でデビューしている。

2006年のアメリカ映画『ナチョ・リブレ 覆面の神様』に悪役レスラーのラムセス役で出演した。生涯最後の試合となった2019年5月11日のイギリス遠征の試合ではそのラムセスのキャラクターに扮していた[4]


  1. ^ Silver Cain”. Wrestlingdata.com. 2015年12月4日閲覧。
  2. ^ “FALLECE SILVER KING EN PLENA LUCHA POR UN INFARTO AL MIOCARDIO”. RECORD. GRUPO EDITORIAL NOTMUSA. (2019年5月12日). http://www.record.com.mx/lucha-independiente/fallece-silver-king-en-plena-lucha-por-un-infarto-al-miocardio 2019年5月12日閲覧。 
  3. ^ “3代目ブラックタイガー死去 英で試合中に心筋梗塞”. ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. (2019年5月12日). https://www.nikkansports.com/battle/news/201905120001230.html 2019年5月12日閲覧。 
  4. ^ “メキシコの覆面レスラーが試合中に死亡、リングで倒れ帰らぬ人に”. AFPBB News. AFP通信. (2019年5月13日). https://www.afpbb.com/articles/-/3224645 2019年5月13日閲覧。 


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固有名詞の分類

新日本プロレスに参戦した外国人プロレスラー スティーブ・カーン  シッド・ビシャス  シルバー・キング  スコルピオ・ジュニア  マイク・ポルクロペック
全日本プロレスに参戦した外国人プロレスラー フリッツ・フォン・エリック  キラー・コワルスキー  シルバー・キング  ダーク・クエルボ  リック・マーテル
覆面レスラーとして活動していたプロレスラー キラー・コワルスキー  シッド・ビシャス  シルバー・キング  ブラック・ウォリアー  スコルピオ・ジュニア
メキシコのプロレスラー エレクトロ・ショック  シルバー・キング  ブラック・ウォリアー  ダーク・クエルボ  スコルピオ・ジュニア
二世レスラー シルバー・キング  スコルピオ・ジュニア  リッキー・マルビン  フベントゥ・ゲレーラ  ソチ浜田
アイビー リーフ・シェル-M2  ヘルヴェティカ  シルバー・キング  アルジェニシス・ストリアータ  パケオ

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