グレートセイカン 戦績

グレートセイカン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/11 03:00 UTC 版)

戦績

現役時代はオープンクラスに定着するまで時間もかかったが、札幌記念[注 1]でトウショウボーイ・クライムカイザーの4歳クラシック馬をまとめて負かした。トウショウボーイの出遅れのにも助けられたが、追い込む同馬をハナ差封じた。なお、トウショウボーイは生涯同世代以外の馬に先着された例は2例しか無く、しかも勝ってこの記録を達成したのは当馬だけである[注 2]。他には、オールカマーダービー卿チャレンジトロフィーで優勝。郷原洋行のお手馬でもあった。芝・ダート兼用の競走馬だった。東京のダート1400m(レコード勝ち)、芝1400mの両方で(いずれもオープン競走)勝利を記録している。

主な勝ち鞍

種牡馬時代

種付け無料の種牡馬ということもあり、そこそこの人気を集めた。父に似てダートを主戦場とする産駒が多く、活躍の場は公営を中心としたものであった。

(主な産駒)

血統表

グレートセイカン血統バーラム系 (血統表の出典)

パーシア
Parthia
1956 イギリス 鹿毛
父の父
Persian Gulf
1940 鹿毛
Bahram Blandford
Dead Lock
Double Life Bachelor's Double
St.Joan
父の母
Lightning
1950 鹿毛
Hyperion Gainsborough
Selene
Chenille King Salmon
Sweet Aloe

トクユウ
1963 日本 栗毛
ハロウエー
Harroway
1940 黒鹿毛
Fairway Phalaris
Scapa Flow
Rosy Legend Dark Legend
Rosy Cheeks
母の母
レツドスタン
1955 栗毛
イツセイ Theft
レボアモンド
コウゲン ハクリユウ
第七デヴオーニア F-No.10-d

脚注・出典

注釈

出典


  1. ^ 当時の札幌競馬場はダート専用であり、必然的に当レースはダートでの開催であった。
  2. ^ もう一頭はトウショウボーイと同厩舎のシタヤロープで、第76回天皇賞3着で記録している。
  3. ^ JRAに所属していたコマンダーインチーフによる1998年の産駒とは異なる。


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