キテレツ大百科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/05 18:36 UTC 版)
ゲーム
以下の4タイトルが発売されている。
発売日 | タイトル | プラットフォーム | ジャンル | メーカー |
---|---|---|---|---|
1990年2月23日 | キテレツ大百科 | ファミリーコンピュータ | アクションゲーム | エポック社 |
1994年7月15日 | キテレツ大百科 冒険大江戸ジュラ紀 | ゲームボーイ | ビデオシステム | |
1994年 | キテレツ大百科 えどにいってキテレツさいさまにあうナリ | キッズコンピュータ・ピコ | その他 | セガ・エンタープライゼス |
1995年1月27日 | キテレツ大百科 超時空すごろく | スーパーファミコン | ボードゲーム | ビデオシステム |
ファミリーコンピュータ版は、夢見鏡の世界に引き込まれたキテレツ達が脱出を目指すというもの。サイケデリックなマップパーツが単調に並ぶマップはこのゲームの一種の特徴である。ボタン連打による発明や、仲間が増えても攻撃などは一切しないばかりか増えた仲間の分だけ「当たり判定(ダメージを受ける部位)」が増加してしまい、逆にお荷物になってしまう斬新なシステムを持つ。コンティニューには序盤で発明する「キテレツ地獄」で”借金”を行う必要がある[25]。
この他、2002年11月21日にコナミから発売されたPlayStation 2用のソフト『pop'n music 7』には、アニメ主題歌の「はじめてのチュウ」と「すいみん不足」が収録されている。
テレビドラマ
『ドラマ愛の詩』のスペシャルとして、NHKによる実写ドラマが製作されている。タイトルは『キテレツ』。初回の放送はNHK教育テレビジョンで2002年1月1日の18時30分から19時45分まで。その後、総合・教育の双方で何度か再放送されている。
コロ助はCGで作られて実写と合成され、声はアニメ版で初代にコロ助を演じた小山茉美が担当した。また、キテレツ斎役としては清川元夢が声のみで出演している。
スタッフ
- 原作:キテレツ大百科(作・藤子・F・不二雄)
- 製作・著作:NHK
- 共同制作:NHKエンタープライズ21
- 演出:一色隆司
- 脚本:戸田山雅司
- 製作統括:加賀田透、家喜正男
- 音楽:内山秀和
- 出演劇団&プロダクション:エンゼルプロ、劇団東俳、劇団ひまわり
キャスト
- 木手英一(キテレツ):山内秀一
- コロ助:小山茉美(声)
- 御代田ミヨ子(みよちゃん):大柳絵梨香
- 尖浩二(トンガリ):東海孝之助
- 熊田かおる(ブタゴリラ):江成大輝
- 木手英太郎:山寺宏一
- 木手満子:山下容莉枝
- 刈野勉三:山本耕史
- キテレツ斎:清川元夢(声)
- 宮原さおり:粟田麗
- 宮原権三郎:加藤武
- 宮原りつ:藤村志保
- 花園君子:井元由香
- 田辺先生:モロ師岡
- トラック運転手:藤原喜明
CM
2013年にキリンビバレッジ『キリン にっぽん米茶』TVCMに起用、佐藤浩市がCGのコロ助と共演している[26]。コロ助の声優は浅野まゆみ。
注釈
- ^ a b 発表当時は藤子不二雄名義。1988年の独立後、単行本の名義を藤子・F・不二雄に変更。
- ^ 1971年1月号から1972年12月号まで連載。
- ^ ただし、連載1作目の「名犬タンタン」は安孫子素雄との合作(連載開始当初の原作は久米みのる)。
- ^ 読切はこの後にも2編(共に少年SF短編)が掲載されている。
- ^ 藤子ファンであり、『キテレツ大百科』連載中の1975年頃にアシスタントとなった田中道明も、アシスタントに入るまで本作を知らなかった。
- ^ 例:キテレツの父親は第1話をはじめとしてほとんどの場合は眼鏡をかけた厚い唇の人物として描かれているが、最終話では眼鏡をかけず唇も厚くはなく、全く外見の異なる人物として描かれている。
- ^ a b c d 名称は作中では登場しないため、『Fの森の歩き方』に因る。
- ^ 名称は作中では登場しない
- ^ 例:第1話でキテレツの父がキテレツ斎の最後を語る時の台詞が、てんコミでは「きちがいになった」のが、藤子不二雄ランドでは「気がへんになった」、大全集では「おかしくなった」にそれぞれ改変された。
- ^ 3月号までの誌名は『小学館BOOK』。
- ^ a b 独立後の増版・増刷時に藤子・F・不二雄名義に変更している。
- ^ ( ) 内はFFランドの通巻数。
- ^ ( ) 内は大全集の通巻数。
出典
- ^ a b c 「第1の森 生活ギャグ漫画の世界」『Fの森の歩き方』36-37頁
- ^ 『藤子・F・不二雄大全集 月報』2-2(『キテレツ大百科』2巻付録)2頁
- ^ 「キテレツ大百科」『Fの森の歩き方』86-87頁
- ^ a b c 田中道明「藤子まんがから僕が学んだこと」『キテレツ大百科』2巻 〈藤子・F・不二雄大全集〉352-355頁。
- ^ a b c d e f 『アニメージュ』1988年5月号、131頁
- ^ 「F系男子という生き方」『Fの森の歩き方』182頁
- ^ a b c 『Fの森の歩き方』88頁
- ^ a b 第1話「ワガハイはコロ助ナリ」
- ^ 新装コミック版のキテレツ大百科 巻之3「ネパール·オパール」P132中にブタゴリラが「みよ子」と言うセリフがある。
- ^ 第23話「人間植物リリー」
- ^ 『Fの森の歩き方』89頁
- ^ 『Fの森の歩き方』94頁
- ^ 「初出掲載リスト」『キテレツ大百科』1巻〈藤子・F・不二雄大全集〉334頁
- ^ 「初出掲載リスト」『キテレツ大百科』2巻〈藤子・F・不二雄大全集〉347頁
- ^ この節は、『Fの森の歩き方』の「藤子・F・不二雄まんが連載史大年表」(7-10頁)および「「藤子・F・不二雄まんが連載史大年表」を味わう! パート2」(226-227頁)を参照。
- ^ “ドラえもんとコロ助が夢の共演! 藤子・F・不二雄ミュージアムでオリジナル短編映像「コロ助のはじめてのおつかい」公開”. アイティメディア(ねとらぼ) (2015年8月25日). 2018年5月10日閲覧。
- ^ “2018年の藤子ミュージアムはちょっと違う 新年のグッズやカフェメニューも公開に”. ローソンHMVエンタテイメント(HMV&BOOKS online) (2017年12月21日). 2018年5月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月10日閲覧。
- ^ 藤子・F・不二雄ミュージアム/status/1087274323348316162 川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムのツイート、2023年6月18日閲覧。
- ^ “Fシアター週替り6作品リバイバル上映!!”. ドラえもんチャンネル. 2023年6月18日閲覧。
- ^ “歴代7作品を順次上映!Fシアターリバイバル上映会開催!”. ドラえもんチャンネル (2023年5月9日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “はじめてのおつかいに行くのは・・・”. 藤子・F・不二雄ミュージアム 公式ブログ (2023年6月14日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “シンエイ動画45周年のあゆみ” (PDF). シンエイ動画. 2023年6月20日閲覧。
- ^ a b “コロ助役 杉山佳寿子さん”. わさドラブログへようこそ(テレビ朝日) (2015年9月5日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ “オリジナル短編映像に最新作登場!”. 藤子・F・不二雄ミュージアム 公式ブログ (2015年9月7日). 2023年6月17日閲覧。
- ^ マイウェイ出版『ファミコンクソゲー番付』2017年1月25日、p108
- ^ キリンビバレッジ、「キリン にっぽん米茶」を発売、佐藤浩市、コロ助初共演TVCMを公開navicom 2013年5月28日
- ^ “『キテレツ大百科〔小学館コロコロ文庫〕 1』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『キテレツ大百科〔小学館コロコロ文庫〕 2』”. 2021年8月22日閲覧。
- ^ “『藤子・F・不二雄大全集 キテレツ大百科1』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『藤子・F・不二雄大全集 キテレツ大百科2』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 1』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 2』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 3』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 4』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 5』”. 2010年12月1日閲覧。
- ^ “『新キテレツ大百科 6』”. 2010年12月1日閲覧。
固有名詞の分類
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