カバザクラ カバザクラの概要

カバザクラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 08:28 UTC 版)

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樺桜
蒲桜の起源となった北本の石戸蒲ザクラ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Cerasus
学名
Cerasus × media ‘Kaba-zakura’[1]
和名
カバザクラ(蒲桜)

原木

原木となる石戸蒲ザクラと呼ばれているカバザクラは、埼玉県北本市石戸宿にある東光寺の境内にあり、800年ほど前にエドヒガンヤマザクラの自然交配により誕生したサクラである[1]。樹齢は800年と推定され、天然記念物であり日本五大桜の1つでもある。しかし老木であり、かつて4本あった幹は今では1本と孫生えだけとなっている。この原木には源範頼の伝説がある。源範頼は修善寺で殺されたという話があるが、別の伝説もいくつかあり、そのうちの1つが石戸に逃れてきたというものである。現地では範頼が杖としてついてきたものが根付いたという伝承や、範頼自らが植えたという伝承もある。

元々は世界に1本しか存在しないサクラであったが、北本市のまちおこしによりその子孫が市内に植樹されている。

特徴

樹高は高木で樹形は傘状。一重咲きの中輪の花を咲かせ花弁の色は白色。東京の花期は4月上旬でソメイヨシノより数日遅く咲く[1]


  1. ^ a b c d 蒲桜 日本花の会 桜図鑑


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