エスファハーンとは? わかりやすく解説

エスファハーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/13 11:05 UTC 版)

エスファハーンペルシア語: اصفهان‎; Eṣfahān [esfæˈhɒːn] ( 音声ファイル): Isfahan) は、イラン都市エスファハーン州州都テヘランの南約340kmに位置する[1]日本語では、慣例的にイスファハンイスファハーンとも表記される[2]


注釈

  1. ^ 20世紀のイランの作家サーデグ・ヘダーヤトは、1932年に同名の紀行文『エスファハーンは世界の半分』を発表した。(『事典 イスラームの都市性』、59頁)
  2. ^ a b 1979年のイラン革命パフラヴィー朝が崩壊した後、王(シャー)という言葉の使用が禁止されたため、王のモスクはイマーム・モスク、王の広場はイマーム広場に改称された。(宮田『物語イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜』、83-84頁)
  3. ^ 「チャハール・バーグ」とは「4分割された庭園」の意であり、4本の水路と4つの区画に由来する。(NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、178-179頁)

出典

  1. ^ a b c d e f g 『西アジア』、108頁
  2. ^ 『イランを知るための65章』、6頁
  3. ^ a b c d e f 蒲生「イスパハーン」『アジア歴史事典』1巻、168頁
  4. ^ 『イランを知るための65章』、206頁
  5. ^ 宮田『物語イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜』、84頁
  6. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、18頁
  7. ^ a b c d e f g 『西アジア』、111頁
  8. ^ a b c d e f 上岡『イラン』、291-293頁
  9. ^ a b 蟻川明男『世界地名語源辞典』(三訂版, 古今書院, 2003年3月)、37頁
  10. ^ a b c d e f g h 『ユネスコ世界遺産 3(西アジア)』、200-211頁
  11. ^ 『世界の地名・その由来 アジア篇』(和泉光雄編著, 講談社出版サービスセンター, 1997年1月)
  12. ^ a b c 『事典 イスラームの都市性』、605頁
  13. ^ a b c 坂本「イスファハーン」『新イスラム事典』、93頁
  14. ^ a b c d e f g 羽田「イスファハーン」『岩波イスラーム辞典』、121頁
  15. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、169頁
  16. ^ a b c d e 『西アジア』、109頁
  17. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、169-170頁
  18. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、170頁
  19. ^ a b NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、171頁
  20. ^ 『イランを知るための65章』、154頁
  21. ^ C.M.ドーソン『モンゴル帝国史』4巻(佐口透訳注, 東洋文庫, 平凡社, 1973年6月)、26-28頁
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  31. ^ a b c d e f g 『事典 イスラームの都市性』、606頁
  32. ^ 宮田『物語イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜』、86頁
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  43. ^ 永田、羽田『成熟のイスラーム社会』、277頁
  44. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、148,150頁
  45. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、173-175頁
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  52. ^ a b c d e World Gazetteer Eşfahān(2013年4月閲覧)
  53. ^ a b 『アジア・オセアニア 1』、98頁
  54. ^ 宮田『物語イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜』、83頁
  55. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、98頁
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  57. ^ a b 『アジア・オセアニア 1』、110頁
  58. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、196頁
  59. ^ 『イランを知るための65章』、107-108頁
  60. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、30-32頁
  61. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、66頁
  62. ^ 『イランを知るための65章』、110-111頁
  63. ^ 『イランを知るための65章』、111頁
  64. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、192-194頁
  65. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、199頁
  66. ^ 『イランを知るための65章』、107頁
  67. ^ 『イランを知るための65章』、109頁
  68. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、118頁
  69. ^ 宮田『物語イランの歴史 誇り高きペルシアの系譜』、85頁
  70. ^ NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、188頁
  71. ^ a b NHK「アジア古都物語」プロジェクト編『イスファハン オアシスの夢』、28頁
  72. ^ 永田、羽田『成熟のイスラーム社会』、264-265頁
  73. ^ Assari, Ali; Erfan Assari (2012). “Urban spirit and heritage conservation problems: case study Isfahan city in Iran”. Journal of American Science 8 (1): 203–209. http://www.jofamericanscience.org/journals/am-sci/am0801/030_7701am0801_203_209.pdf 2013年1月7日閲覧。. 
  74. ^ Isfahan Technical and Vocational Training Organization”. Web.archive.org (2007年10月8日). 2007年10月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月23日閲覧。
  75. ^ Isfahan, Beirut named sister cities”. MNA. 2007年5月2日閲覧。
  76. ^ Barcelona internacional – Ciutats agermanades” (Catalan). 2006–2009 Ajuntament de Barcelona. 2009年7月13日閲覧。


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