イヌコリヤナギ 特徴

イヌコリヤナギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 06:35 UTC 版)

特徴

北海道九州[4]朝鮮に分布する落葉低木。樹高は1.5メートル (m) ほどで、幹径は10センチメートル (cm) ほどになる[4]。一年枝は真っ直ぐに伸びて、小枝は折れにくい[4]樹皮は暗灰色で滑らかだが、老木になると縦に裂ける[4]。一年枝は黄褐色で無毛である[4]。花期は3 - 4月[4]雌雄異株種子は白い毛が生えている。冬芽は小さく、卵形で無毛、1枚の芽鱗が帽子状に被っている[4]。枝先に仮頂芽を2個つけ、側芽は枝に対生するが、ずれたり互生することもある[4]。葉痕はV字形で維管束痕が3個つく[4]

名前の由来は、コウリヤナギ(コリヤナギともいう)に似ているが、役に立たないという意味から。中国名は、杞柳[1]

参考文献

  • 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文『樹皮と冬芽:四季を通じて樹木を観察する 431種』誠文堂新光社〈ネイチャーウォチングガイドブック〉、2014年10月10日、201頁。ISBN 978-4-416-61438-9 



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