アンドロメダ座ウプシロン星e アンドロメダ座ウプシロン星eの概要

アンドロメダ座ウプシロン星e

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/27 14:17 UTC 版)

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アンドロメダ座υ星e
太陽系外惑星 太陽系外惑星の一覧
主星
恒星 アンドロメダ座υ星 A
星座 アンドロメダ座
赤経 (α)  01h 36m 47.8s
赤緯 (δ) +41° 24′ 20″
視等級 (mV) 4.09
距離44.0 ± 0.1 ly
(13.49 ± 0.03 pc)
スペクトル分類 F8V
質量 (m) 1.28 M
半径 (r) 1.480 ± 0.087 R
温度 (T) 6074 ± 13.1 K
金属量 [Fe/H] 0
年齢 3.3 Gyr
軌道要素
軌道長半径(a) 5.2456 ± 0.00067[1] AU
近点距離 (q) 5.2175 ± 0.003 AU
遠点距離 (Q) 5.2738 ± 0.0029 AU
離心率 (e) 0.0055±0.0004 [2]
周期(P) 3848.86±0.74[2] d
近日点引数 (ω) 367.3 ± 2.3[2]°
物理的性質
質量(m)0.96±0.14[2] MJ
発見
発見日 2010年11月22日(公表)
2010年12月2日(出版)
発見者 Curielら
発見方法 ドップラー分光法
現況 公表[1]
参照データベース
Extrasolar Planets
Encyclopaedia
data
SIMBADdata
Exoplanet Archivedata
Open Exoplanet Cataloguedata

発見

この惑星は2010年11月22日に発見されたが、論文は12月2日まで公表されなかった。2010年に惑星系の4つ目の惑星が発見されるのは、グリーゼ876e、HD 10180 eHR 8799 eに次いで4つ目であった。

当初は、この惑星が存在すると惑星系が不安定となり弾き飛ばされてしまうと考えられたため、この惑星は存在しないと考えられていた。しかし2007年、惑星の存在しうる安定性の保てる領域があることが報告された。

性質

アンドロメダ座υ星eは、質量が木星より若干大きいだけであり、また軌道長半径が木星と太陽間の5.2043 AUに対して、5.2456 AUと非常に近いため“Jupiter-twin”と呼ばれる。軌道傾斜角が未知なため下限質量しか決定されていないが、真の質量はもっと大きいと考えられる。十数年かけて恒星を公転する。軌道離心率は0.00536で、惑星の軌道は太陽系のどの惑星よりも円に近い。




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