よしたに
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/03 13:39 UTC 版)
よしたに | |
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生誕 |
1978年3月27日(44歳) 長野県 |
国籍 | 日本 |
職業 | 漫画家、イラストレーター |
活動期間 | 2001年 - |
ジャンル | ギャグ漫画、エッセイ漫画 |
代表作 | ぼく、オタリーマン。 |
公式サイト | よしたにの「大宇宙ひとりぼっち」 |
人物
少年時代から漫画やアニメを好んでおり、独学でイラストなどを描いていた。またライトノベル作家を志していた時期もある。
小中学校時代は理系(数学・理科など)が得意科目であった。中学では部活動でマイコンのプログラムに触れ、その後パソコンに興味が移行していった。
高校卒業後、明治大学理工学部で情報科学を専攻。在学中は映画サークルに属し、部室の雑記帳に漫画を描くなどしていた[1]。2001年、大学を卒業し、IT企業にシステムエンジニアとして就職。就職直後に個人サイト「ダンシング☆カンパニヰ」を開設する。開設当時は文章による日記を主に公開していたが、1ヶ月に1回ほどのペースで執筆した漫画を公開すると、漫画への反響が大きかったため、徐々に漫画を主体とするようになった[2]。こうして日記にイラストを添える絵日記系サイトとなり、ゆみぞう「絵日記でも描いてみようか」と並ぶ人気を博した。テキストサイト管理人との交流が多く、2000年代初頭のテキストサイトブームの中心を担った大手サイトの1つであった。
2007年、プライベートで知り合った中経出版の女性編集者・源(みなもと)の勧めで、これまで公開してきた漫画と描き下ろしを合わせた『ぼく、オタリーマン。』の第1巻を中経出版から発売[2]。以降、IT企業の正社員を続けながら、勤務終了後や休日の時間を使って執筆活動を行っていたが、後に退職し、漫画家を専業として活動している[3]。なお、漫画作成にはペンタブレットを使用している[4]。
『となりの801ちゃん』の作者の小島アジコとは知り合いであり、小島の作品中によしたにが登場するシーンがある。
作品リスト
漫画単行本
- 『ぼく、オタリーマン。』(2007年〜2013年、中経出版、全6巻)
- 『理系の人々』(2008年〜2017年、中経出版、全6巻)
- 『ぼくの体はツーアウト』(2011年〜2015年、集英社、全8巻)
- 『よしたに&源のやってみよう! ビジネス英語』(2011年、成美堂出版、既刊1巻)
- NECポータルサイト「Wisdom」 連載
- 『へぇな会社 ―変わっているけど成果を生み出す「働き方」「儲け方」のルール39―』(2014年、朝日新聞「へぇな会社」取材班と共著 朝日新聞出版)
- 『ガンダム系の人々』(2015年〜2019年、角川書店、全2巻)
- 『ガンダムエース』にて隔月連載。
- 『いつかモテるかな』(2016年〜2018年、集英社、全4巻)
- 『グランドジャンプ』 → 『グランドジャンプPREMIUM』にて連載。
- 『「健康診断異常あり!?」からの大逆転健康法』(2016年、KADOKAWA)
- 『新理系の人々』(2018年〜2020年、KADOKAWA、全3巻)
- 『大宇宙ひとりぼっち 40代独身天国』(2021年、KADOKAWA)
- 『ゆるゆる楽しい 40代ぼっち暮らし』(2022年、KADOKAWA)
OVA
ドラマCD
その他
- 『財務省 ―財政に関する映像資料―「大臣になった男」』 - イラストを担当
- 『全国フードテーマパークガイドブック』(ブッキング)
- Yahoo!JAPAN CSR「CHALLENGE『課題解決エンジンレポート』[7]
など
メディア出演
- ^ 【インタビュー】『理系の人々』の著者よしたに氏に聞く理系の生態 マイナビニュース
- ^ a b ダブルキャリア列伝【2】 よしたにさん【第5回】 名付け親は編集者、「オタリーマン」誕生! Archived 2016年10月25日, at the Wayback Machine. プレジデント、プレジデント社
- ^ 『ぼく、オタリーマン。』6巻より
- ^ 世界バリバリ★バリュー TBS、2007年8月8日
- ^ ひかりTVオリジナル4K連続ドラマ『理系の人々』
- ^ マンガ家よしたに、朝日新聞夕刊で新連載
- ^ Yahoo!JAPAN ヤフーのCSR 「CHALLENGE」『課題解決エンジンレポート』
- よしたにのページへのリンク