批判票
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:02 UTC 版)
一般的に相乗り候補は議会に支持基盤を置き、組織票を中心とした選挙戦を展開している。これに対して相乗り候補への対抗馬は、相乗りに批判的な浮動票の獲得を志向する傾向がある。このため、対立候補は落選しながらも、その基礎票を大きく上回る得票を得る事がある(顕著な例として神奈川県知事選挙における山本正治があげられる)。共産党は古くからこの路線を採ってきたが、有権者の間に根深い「共産アレルギー」があったため、相乗り候補への批判が選挙結果に反映されてこなかった。浅野・中村・中田(前述)らは、共産党候補者よりも幅広い批判票を集めることができたため、相乗り候補を破り当選することができた。
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