子安貝

デジタル大辞泉

こやす‐がい〔‐がひ〕【子安貝】

読み方：こやすがい

タカラガイ科に属する巻き貝の俗称。特に大形のハチジョウダカラガイをさすことが多い。安産のお守りとされた。《季 春》「—二見の浦を産湯かな／其角」→宝貝(たからがい)

世界宗教用語大事典

こやすがい 【子安貝】

タカラガイ科の巻貝。世界各地に産し、大小・色彩さまざまだが、下面が女性陰部に似るので、生殖・安産・豊熟の象徴として珍重される。日本でも安産の御守りとして産婦に握らせたり枕もとに置いたりする（とくに沖繩）。中国では明代まで、これを通貨にした地方がある。

動物名辞典

子安貝

読み方：コヤスガイ（ｋｏｙａｓｕｇａｉ）

タカラガイの別称。
タカラガイ科に属する巻き貝の総称

季語・季題辞典

子安貝

読み方：コヤスガイ（ｋｏｙａｓｕｇａｉ）

タカラガイ科の巻貝

季節 春

分類 動物

ウィキペディア

コヤスガイ

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コヤスガイ（子安貝）

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子安貝

出典:『Wiktionary』 (2020/06/04 23:34 UTC 版)

名詞

コヤスガイ【子安貝】

1. 「タカラガイ」又は「カイダコ（アオイガイ）」の異称。かつて、安産祈願のため、これを身につけた習俗があった。タカラガイは装飾に用い、あるいは通貨として用いる習俗もあった。