南磁極とは? わかりやすく解説

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なん‐じきょく【南磁極】

読み方:なんじきょく

磁南極(じなんきょく)


南磁極(なんじきょく)

 
  南磁極は、コンパス磁石の針)が示す南極です。南極点なんきょくてん)とは場所がずれています。南磁極に立つとコンパス磁石の針)が垂直に立とうとします
南極点と南磁極とのずれは毎年大きくなっていて、南磁極は1年10キロメートルぐらいずつ、北西から北方向に移動してます。
 
     
 
南磁極
南磁極南磁極は移動しているんだよ!
 

南磁極

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/25 21:03 UTC 版)

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赤丸の位置が1914年と2008年の南磁極の位置である。

南磁極(なんじきょく、: South Magnetic Pole)とは、天体の南半球の地表面で、磁力線の方向が鉛直になっている地点である。磁南極(じなんきょく)ともいう。以下、特に断らない限り、地球の南磁極について述べる。

概要

地磁気の変動によって南磁極の位置は変動している。2005年には南極大陸インド洋側・ウィルクスランド沖合の海上にあたる南緯64度32分、西経137度52分の位置にあり、毎年約10kmずつ北または北西に移動している。

磁極には、別に地球の磁場を地球中心にある双極子磁場(小さな強い棒磁石が作る磁場)で近似し、双極子磁場の方向と地表面の交点を表す地磁気極 (Geomagnetic pole) がありこれは2005年には南緯79度44分、西経108度22分の位置にある。

歴史

1909年1月16日、アーネスト・シャクルトンの探検隊のダグラス・モーソン、エッジワース・デイヴィッド、アリスター・マッケイらが、当時南極大陸上にあった南磁極に到達した。しかし、彼らの位置が正確であったかどうかは現在疑問がでている。

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