ビジネス著作権検定
別名:著検
ビジネス著作権検定とは、ビジネスシーンで必要とされる著作権に関する知識を測定する検定試験のことである。2004年より、知的財産教育協会の監修のもとで株式会社サーティファイが半年に1度実施している。
ビジネス著作権検定では、著作権法に関する知識や情報モラルに関する理解などを通じて、実務上に発生する著作権問題への対処スキルを認定している。ネットワークの整備によって情報収集・公開がますます容易になっている中、著作権に関する問題が重要視されていることを背景に、ビジネス著作権検定は注目を集めている。
ビジネス著作権検定には「初級」「上級」「スペシャリスト」と3つの段階が用意されている。初級では、日常の実務レベルで必要とされる基礎知識が問われる。上級では、実務の中に潜む著作権問題を発見し、そして解決する能力が試される。スペシャリストは、判例や慣習を踏まえた上で問題処理を行うことができ、企業の法務部としての仕事を担当できるレベルか否かが認定される。
参照リンク
ビジネス著作権検定「著検」
資格・試験: | CCDA CAD利用技術者試験 DTPエキスパート ビジネス著作権検定 プロダクションエンジニア試験 プロジェクトマネージャ試験 Information Technology Engineer |
ビジネス著作権検定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 01:03 UTC 版)
ビジネス著作権検定(ビジネスちょさくけんけんてい)は、著作権に関する知識について、基礎的な理解、具体的な事例判断での応用力を測定する検定試験。略称は、著検。サーティファイ著作権検定委員会が主催。2004年(平成16年)から開始された比較的新しい民間検定である。
試験内容
(出典[1][2])
毎年、2月・6月・11月に実施(2月は初級のみ)。ほかに団体受験もある。
初級
著作権に関する基礎的知識。筆記試験(マークシート式)。60分・30問。合格基準は正答率65%以上であること。合格率は51.4%。受験料は5,100円。
上級
著作権に関する基礎的知識と事例における問題点発見と解決能力についての応用力。筆記試験(マークシート式)。90分・40問。合格基準は正答率70%以上であること。合格率は33.7%。受験料は8,000円。
実施団体
著作権検定委員会
- 設立 2004年(平成16年)
- 委員長 久保田裕 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)専務理事
株式会社サーティファイ
- 商号 株式会社サーティファイ
- 本社所在地 東京都中央区日本橋茅場町2-11-8 茅場町駅前ビル
- 設立 2001年(平成13年)
- 事業内容 資格・技能に関する認定試験の開発・実施・資格認定試験の受験対策問題集の制作
- 代表者 代表取締役 国山広一
- 資本金 1億円
関連項目
脚注
外部リンク
ビジネス著作権検定と同じ種類の言葉
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