ディスカウント･ブローカー

デジタル大辞泉

ディスカウント‐ブローカー【discount broker】

読み方：でぃすかうんとぶろーかー

安い手数料で仲介業務のみを行う証券会社。株式売買委託手数料が自由化されているアメリカで見受けられる業態。

証券用語集

ディスカウント・ブローカー

業務を株式の売買注文の取り次ぎのみに限り、手数料がきわめて安い証券業者。
証券業者は通常、売買注文を出す顧客に対して営業マンが投資情報のサービスなどを行いますが、ディスカウント・ブローカーはそれらのサービス業務を一切行いません。顧客のメリットはディスカウント・ブローカーが提供する安い手数料になります。アメリカで始まりましたが、1975年の手数料の自由化をきっかけに業者も取扱いシェアも急激に増えました。日本でも1999年10月から株式の売買委託手数料が完全自由化されたことにより、ディスカウント・ブローカーが登場する環境が整ってきました。すでにインターネットを利用して株式の売買注文を取り次いでいるオンライン証券では、手数料を大幅に引き下げて営業を始めている業者も増加してきています。