溶接ロボット
産業用ロボットと、スポット溶接やアーク溶接などの溶接装置を組み合わせ、溶接作業を無人で行っているが、ロボットと溶接装置の全体のシステム、または単に溶接装置をもたせたロボットの部分だけを溶接ロボットという。溶接ロボットの導入は1970年代、自動車や家電製品など大量生産をする業種から本格的に始まった。溶接工程の合理化は産業用ロボットが導入されるまで、マルチスポットウェルダーが主流であったが、自動車は4~5年ごとにモデルチェンジが繰り返されることから、産業用ロボットはマルチスポットウェルダーに比べて、モデルチェンジ時、生産設備を計画するうえで、短期間、低コストで柔軟に対応でき、生産効率も高く、近年の自動車などの大量生産ラインでは必要不可欠な自動化設備となっている。
- welding robotのページへのリンク