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鋤骨

読み方じょこつ
【英】:Vomer

骨鼻中隔下部形成する四辺形の鋤の形をした骨である。上縁後部大部分篩骨垂直板下縁接し前部小部分鼻中隔軟骨接する。後上縁左右2枚分かれて鋤骨翼となり蝶形骨体底の蝶形骨吻をはさみ、また蝶形骨翼状突起の鞘状突起とともに口蓋骨鞘突管を形成する下縁上顎骨および口蓋骨の鼻稜接している。後下縁遊離縁をなし、後鼻孔開口部左右に分けている。Vomerは「鋤の刃」の意味独立した骨であることを初め発見したのはG.Fallopius(1523-1563)とM.R. Colombo (1516-1559)であるといわれる

A02111001.jpg (17826 バイト)


鋤骨

(vomer から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/17 07:42 UTC 版)

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骨: 鋤骨
頭蓋内での鋤骨(じょこつ)の位置。
名称
日本語 鋤骨
英語 vomer bone
ラテン語 vomer
関連構造
上位構造 頭蓋骨
画像
アナトモグラフィー 三次元CG
関連情報
MeSH Vomer+Bone
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
テンプレートを表示
鋤骨を様々な角度から見たアニメーション。鋤骨を赤で、それ以外の骨を半透明で示してある。出典:Anatomography

鋤骨(じょこつ)(羅名vomer pl,vomeris )とは、頭蓋骨を構成する皮骨性由来の骨で、一次口蓋を構成する最前部の骨である。

ヒトの鋤骨は、前頭部に1つ存在し、篩骨とともに鼻中隔の後下部を形成し、鼻腔構造を支持するである。上縁には両側に開く鋤骨翼を有し[1]、その鋤骨翼によって蝶形骨と共に口外骨鞘突管をなす。側面観は滑らかな平板状であり、後上方から前下方に向かい溝が走っている。

鋤骨と連結する骨

脚注

  1. ^ 森ら, p.82

参考文献

  • 原著 森於菟 改訂 森富 「骨学」『分担 解剖学1』 金原出版、東京都文京区、2000年11月20日、第11版第20刷、19-172頁。ISBN 978-4-307-00341-4

外部リンク

  • 鋤骨 - 慶應医学部解剖学教室 船戸和弥


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