vertical integration

デジタル大辞泉

バーティカル‐インテグレーション【vertical integration】

読み方：ばーてぃかるいんてぐれーしょん

⇒垂直統合

流通用語辞典

垂直統合

【英】vertical integration

もともとは、メーカーが流通の川下に位置する卸・小売業などを系列化し、マーケティング活動の市場浸透力を高める戦略。しかし、昭和40年代以降、ダイエー、イトーヨカドー、ジャスコなど量販店の発展により逆に小売業がメーカーを直接的に支配するケースもみられるようになり、これも含めて垂直統合というようになった。

石油/天然ガス用語辞典

垂直統合

読み方： すいちょくとうごう
【英】: vertical integration

企業の合併・統合において、例えば石油の探鉱・開発（上流部門）を主としている企業と精製・販売（下流部門）を主とする企業のように、事業の分野が縦につながるような企業同士が業態の合理化や強化を目指して合併・統合すること。

ウィキペディア

垂直統合

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/09 17:39 UTC 版)

垂直統合（すいちょくとうごう）とは、ある企業（あるいは企業グループ）が、自社の製品やサービスを市場に供給するためのサプライチェーンに沿って、付加価値の源泉となる工程を企業グループ内で連携して、時にはM&Aなどを通じて経営資源を補いながら特定事業ドメインの上流から下流までを統合して競争力を強めるビジネスモデルのことをいう。これに対してバリュー・チェーン上に定義される特定の工程で、それを提供する複数の企業グループが一体化することを水平統合（分業）という。