応急用タイヤ
車両に装着された標準タイヤがパンクなどの故障で使用できなくなったときのために、一時的に使用することを前提にして質量、容積などを軽減したタイヤ。日本では、1981年のJIS改訂で2形式の応急タイヤが採用され、急速に普及した。折りたたみ式はサイドウォールを内側にたたんで外径を圧縮するもので、古くから知られたスペースセイバーの類である。Tタイプ(Temporary Use)式はタイヤ幅を小さくしたもので、標準タイヤのタイヤ強度(エネルギー強度)に合わせて高い空気圧で使用し、サイドウォールには応急用の表示「T」および使用空気圧を表示し、ホイールは黄または橙色にする必要がある。
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