サウンドサイネージ
【英】sound signage
サウンドサイネージとは、ヤマハが提唱する、音響技術を利用した新しい情報提供サービスの概念である。
ヤマハのサウンドサイネージは、同社が開発したフレキシブルなスピーカー「TLF-SP」(Thin-Light-Flexible Speaker)、および、音声にデジタルデータを加えデータ通信を行う技術「インフォサウンド」によって構成される。「TLF-SP」は厚みが1.5mmときわめて薄いスピーカーシステムで、巻いて持ち運んだり、図柄を印刷して「音の出るポスター」として展示することができる。また、インフォサウンドは、デジタル情報を音響信号に変調し、スピーカーから音と一緒に発信し、受信機「INFOSOUNDブラウザ」をインストールしたスマートフォンなどにデジタル情報を配信することができる。
サウンドサイネージを利用することで、ポスターやデジタルサイネージの視覚的な訴求効果に加え、音声による訴求効果、および、クーポンやお買い得情報などを配信することによる訴求効果を期待することができる。
サウンドサイネージは、2010年9月に発表された。翌10月に開催された「CEATEC JAPAN 2010」ではデモンストレーションが行われている。
参照リンク
音で情報を伝達し、効果的に訴求する広告媒体の新概念 『サウンドサイネージ』の実証実験を開始 - (ヤマハ株式会社プレスリリース 2010年9月28日)
マーケティング: | COGOO INFOSOUNDブラウザ ナーチャリング サウンドサイネージ サイコグラフィック変数 ジオグラフィック変数 タダスマ |
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