サイドスリップテスター
直進時のタイヤの横滑り量を計測する装置。1km当たり1mの横滑り量を1として示し、0±3をグリーン(good)、-5~-3または+3~+5 をイエロー(fair)で示す。標準的なサイドスリップテスターは平衡移動型で、左右方向のみにスライドする2枚の踏み板を備え、左右の踏み板をリンク機構でつないでいる。踏み板の長さは、0.5~1mmのものが多い。進入前のタイヤのたわみが、測定結果に影響をおよぼすことから、そのたわみを除く解放装置付きのものが精度はよい。被試験車は、直進状態にハンドルを固定し、一定速の徐行で左右各輸が左右の踏み板に乗るように進入、通過し、テスターの指示値を読み取る。車検場の常設設備である。
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